教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
意外と知らない「トイレの黒ずみの3つの原因」
一度付着するとなかなか落ちない、便器やタンクなどの黒ずみ汚れ。放置するとさらに頑固な汚れになるため、早めに対処することが大切です。キレイにするために原因を知り、適切な方法で掃除しましょう。
今回は、トイレの黒ずみの発生につながる主な原因を3つご紹介します。トイレの黒ずみでお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
原因1.カビ
トイレの黒ずみの主な原因の一つがカビによるものです。トイレは湿度や温度が高く、汚れが蓄積しやすいため、カビが繁殖しやすい環境です。空気中に漂うカビの胞子が、便器内の菌やホコリ、水垢などに付着することで、黒ずみ汚れの原因となります。
特に便器の裏やタンク内、水が溜まる部分は湿気がこもる傾向があり、カビによる黒ずみが発生しやすい場所です。さらに、カビの繁殖は黒ずみ汚れだけでなく、悪臭やアレルギーなどの健康被害につながる恐れもあるため、注意が必要です。
原因2.尿石
尿石は、尿に含まれるリン酸カルシウムやタンパク質、尿素などが固まってできる汚れで、黄ばみや石のような硬い汚れとして現れます。この汚れがカビや他の汚れなどと混ざり、頑固な黒ずみに変化する場合も少なくありません。
一度尿石ができると、その上に新たな汚れが付着することで、黒ずみがますます落ちにくくなってしまいます。そうなる前に、早めの対処が大切です。
原因3.水垢
水垢とは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乾燥して固まったものです。トイレの水垢を放置すると、カビや他の汚れと結びつき、黒ずみになることがあります。水垢自体は白っぽい汚れとして現れますが、放置するとカビやホコリなどと混ざり合い、黒ずみの原因になることも。
特に便器の縁や水が溜まりやすい部分など、水分が蒸発しやすい場所に発生しやすいため、こまめな掃除での予防が効果的です。
黒ずみの原因を知ることで適切な掃除や予防がしやすくなりますが、なぜ一度ついた黒ずみがなかなか落ちないのか、気になる方も多いのではないでしょうか。次回の記事では「トイレの黒ずみが落ちにくい2つの理由」についてご紹介します。