そのまま冬を迎えるのはNG!秋にやるべき“エアコンお手入れ”3選「カビ・臭いを防ぐ!」

家のこと

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2025.09.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。夏の間フル稼働したエアコンは、冷房運転による湿気でカビや臭いが溜まっている可能性があります。外気温が低くなり、徐々にエアコンを使う機会が減る秋こそが、エアコンの“夏じまい”をするベストシーズンです。ここでは、手軽にできる「秋にやっておきたい3つのお手入れ」をご紹介します。

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1.エアフィルターのお手入れ

エアコンのエアフィルター出典:stock.adobe.com

エアコンのフィルターは、空気中のホコリをキャッチする大切な部分。夏の間、朝晩問わずつけっぱなしにしていると、なかなか掃除のタイミングを取りにくいものです。
エアフィルターに汚れが溜まったままだと、カビが繁殖したり電気代がかさんだりとデメリットしかありません。

エアフィルターは水洗いでキレイになる出典:stock.adobe.com

溜まったホコリは掃除機で吸い取った後、十分に水洗いして陰干ししましょう。汚れがひどくなければ、洗剤は不要です。

2.ダストボックスをチェック

エアコンのダストボックス

最近のエアコンには、自動お掃除機能が付いているものもあります。本体内部に「ダストボックス」と呼ばれるホコリの受け皿があるタイプは、ここもきちんと掃除しておきましょう。

ダストボックスに溜まった汚れ

ダストボックスのお手入れは、半年に1回程度またはお手入れランプの点灯を目安に行いましょう。ホコリを取り除いた後、水洗いして乾かせばOK。
ホコリが溜まっていると、せっかくの自動清掃機能が十分に働かないこともあるので、定期的にお手入れを行ってくださいね。

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3.フラップの汚れを拭き取る

エアコンの吹き出し口に溜まったカビ汚れ出典:stock.adobe.com

冷風を送るときに動くフラップの部分は、冷房の結露によって湿気が溜まりやすい場所。カビの温床になりやすく、吹き出し口の部分に黒いカビ汚れが付着します。
ここは自分でお手入れできますので、やわらかい布で拭き掃除しましょう。汚れがなかなか落ちない場合は、水かぬるま湯を含ませてかたく絞った布で拭き取るとキレイになります。

秋のうちにエアコンの汚れをリセット

エアコンは毎日の暮らしを快適にしてくれる家電だからこそ、季節の変わり目にひと手間かけておきたいもの。フィルター・ダストボックス・フラップ、この3つを掃除しておけば、冬に暖房を使うときも清潔で気持ちよく使えます。秋の晴れた日を選んで、家族の健康を守る「エアコンの夏じまい」をぜひ実践してみてください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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