1.エアフィルターのお手入れ
エアコンのフィルターは、空気中のホコリをキャッチする大切な部分。夏の間、朝晩問わずつけっぱなしにしていると、なかなか掃除のタイミングを取りにくいものです。
エアフィルターに汚れが溜まったままだと、カビが繁殖したり電気代がかさんだりとデメリットしかありません。
溜まったホコリは掃除機で吸い取った後、十分に水洗いして陰干ししましょう。汚れがひどくなければ、洗剤は不要です。
2.ダストボックスをチェック
最近のエアコンには、自動お掃除機能が付いているものもあります。本体内部に「ダストボックス」と呼ばれるホコリの受け皿があるタイプは、ここもきちんと掃除しておきましょう。
ダストボックスのお手入れは、半年に1回程度またはお手入れランプの点灯を目安に行いましょう。ホコリを取り除いた後、水洗いして乾かせばOK。
ホコリが溜まっていると、せっかくの自動清掃機能が十分に働かないこともあるので、定期的にお手入れを行ってくださいね。
3.フラップの汚れを拭き取る
冷風を送るときに動くフラップの部分は、冷房の結露によって湿気が溜まりやすい場所。カビの温床になりやすく、吹き出し口の部分に黒いカビ汚れが付着します。
ここは自分でお手入れできますので、やわらかい布で拭き掃除しましょう。汚れがなかなか落ちない場合は、水かぬるま湯を含ませてかたく絞った布で拭き取るとキレイになります。
秋のうちにエアコンの汚れをリセット
エアコンは毎日の暮らしを快適にしてくれる家電だからこそ、季節の変わり目にひと手間かけておきたいもの。フィルター・ダストボックス・フラップ、この3つを掃除しておけば、冬に暖房を使うときも清潔で気持ちよく使えます。秋の晴れた日を選んで、家族の健康を守る「エアコンの夏じまい」をぜひ実践してみてください。