知らないと傷がつく…。「炊飯器の内釜」の“NGな洗い方”3つ「家電の寿命が縮まるかも」「気を付ける」

家のこと

2025.09.25

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。自炊に欠かせない炊飯器ですが、長く大切に使うには“お手入れの仕方”がとても重要。特に内釜はデリケートなため、間違った方法で洗うと傷がついたりコーティングが剥がれたりするおそれがあります。そこで今回は、知らずにやってしまいがちな、炊飯器の「内釜のNGな洗い方」をご紹介します。

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NGその1.食洗機で洗う

食洗機で洗うのはNG出典:stock.adobe.com

炊飯器の内釜は、食洗機にかけてはいけません。食洗機は、高温と強い水流で汚れを落とすしくみ。へばりついたお米も簡単に洗い流してくれそうですが、内釜のコーティングが剥がれる原因になるため使用は避けましょう。
汚れたまま放置すると、炊飯器の内釜にごはんがくっつきやすくなりますので、使い終わったら早めに洗うのがおすすめです。

NGその2.塩素系漂白剤で洗う

塩素系漂白剤も使えない出典:stock.adobe.com

基本的に、炊飯器の内釜は台所用・食器用の中性洗剤しか使えません。臭いが気になっても、塩素系漂白剤の使用はNG。塩素は金属部分を腐食させる可能性があり、さらにコーティングを傷めてしまいます。
その結果内釜の寿命を縮め、ごはんの炊き上がりにも影響が出てしまうことも……。もし内釜の臭い残りが気になる場合は、洗剤に頼らない方法で。内釜に水を入れ、15分ほど沸騰させましょう。
※メーカーによって内釜の臭いを取り除くお手入れ方法は異なりますので、取扱説明書を確認の上行ってください。

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NGその3.かたいスポンジやタワシを使う

かたいスポンジも使用NG出典:stock.adobe.com

こびりついたごはん粒を落としたくて、つい力任せにゴシゴシ……。じつはこれも、やってはいけないNG行為のひとつです。
金属タワシや素材のかたいスポンジを使うと、コーティングに細かな傷が入るおそれがあります。内釜の表面に傷がつけば、凹凸にごはんが付着しやすくなるため悪循環です。
内釜を洗うときは、やわらかいスポンジに台所用中性洗剤を少量とり、やさしく汚れを落とすと十分にキレイになります。

内釜は正しい方法でお手入れしよう

炊飯器の内釜は、見た目よりもデリケート。お手入れに使う道具を間違うと、劣化につながります。
炊飯器を長く大切に使うためにも、適切な方法で内釜をキレイに洗いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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