NGその1. 直火に当てる
アルミホイルは火に強そうに見えますが、直火に触れると簡単に溶けたり焦げたりするおそれがあります。コンロの炎は思った以上に温度が高いため、アルミホイルの耐熱温度をあっさり超えてしまうのです。
直火で使うと、アルミホイルに火がついて火災につながる可能性もあります。バーベキューなど網の上で包み焼きをつくる場合も、網のすき間から火があたらないよう注意してください。
NGその2.水を入れずに魚焼きグリルで加熱する
魚焼きグリルで調理すると、食材の油が高温で熱せられたり、アルミホイルに脂が溜まったりする場合があります。受け皿に水を入れないまま調理すれば、溜まった脂が発火して、アルミホイルにまで引火するおそれがあり大変危険です。
危険をともなうだけでなく、魚焼きグリルを傷める原因にもなります。受け皿に水を張るタイプのグリルで調理する際は、必ず受け皿に水を注いでください。
NGその3. 湿ったまま長期保存する
アルミホイルは食品の保存にも向いていますが、食材によっては注意が必要です。長い間アルミホイルに包むと、食材の水分や塩分と反応して、アルミホイルが腐食することがあります。
食べ物にアルミニウムが移っても、通常の摂取量であれば健康を害する心配は低いです。ただ、アルミホイルに穴が開けば中身が漏れる場合がありますので、湿ったものを長い間保存するときはラップや容器を使いましょう。
アルミホイルにも注意点はある
暮らしに欠かせないアルミホイルですが、どんな調理方法・食材にも使えるわけではありません。正しい使い方を意識して、アルミホイルをもっと安全に使いましょう。