NGその1.さつまいも
さつまいもは、リンゴと一緒にしておくと傷みが早まることがあります。リンゴのエチレンガスがさつまいもに作用して、保存環境が悪化して発芽や劣化を招いてしまうのです。
同じ環境での保存を防ぐためにも、さつまいもとリンゴは同じ袋に入れるのは避けてください。さつまいもは冷えに弱いため、新聞紙に包んで風通しのよい場所で常温保存がおすすめです。
NGその2.キャベツ
キャベツもエチレンの影響を受けやすいです。リンゴと同じ袋や野菜室に入れておくと、葉が黄色くなったり、やわらかくなったりして鮮度が落ちやすくなります。
キャベツもさつまいも同様に、リンゴからできる限り離して保存しましょう。
NGその3.レタス
レタスは、シャキッとした食感が命。ところがリンゴの近くに置いてしまうと、エチレンの影響であっという間にしおれてしまいます。特に、カットレタスは劣化が早いため要注意です。
保存するならしっかりラップや袋で包み、できるだけリンゴとは別の場所へ。少しのくふうで、レタスをうっかり劣化させることはなくなります。
保存方法を見直そう
リンゴは追熟を助ける働きがある一方で、キャベツやレタス、さつまいもには逆効果になってしまいます。せっかく買った野菜や果物を長持ちさせるには、リンゴは単独で保存するのが正解です。
保存場所を分けるだけで、食材の鮮度も味わいもぐんと変わります。毎日の食卓を守るために、保存の仕方を見直してみませんか?