「リンゴと一緒に保存」すると早く傷む食材とは?【意外と知らない落とし穴】

家のこと

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2025.10.02

スーパーで買ってきたリンゴをそのまま冷蔵庫に入れる。じつはこれ、ほかの野菜の傷みが早まるNG行為の可能性があります。リンゴが発するエチレンガスによって、まわりの食材に思わぬ影響を与えることがあるんです。そこで今回は、意外と知らない「リンゴと一緒に保存してはいけないNGなもの」を3つ紹介します。

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NGその1.さつまいも

リンゴと一緒に保存できない「さつまいも」出典:image.saita-puls.com

さつまいもは、リンゴと一緒にしておくと傷みが早まることがあります。リンゴのエチレンガスがさつまいもに作用して、保存環境が悪化して発芽や劣化を招いてしまうのです。
同じ環境での保存を防ぐためにも、さつまいもとリンゴは同じ袋に入れるのは避けてください。さつまいもは冷えに弱いため、新聞紙に包んで風通しのよい場所で常温保存がおすすめです。

NGその2.キャベツ

リンゴと一緒に保存できない「キャベツ」出典:stock.adobe.com

キャベツもエチレンの影響を受けやすいです。リンゴと同じ袋や野菜室に入れておくと、葉が黄色くなったり、やわらかくなったりして鮮度が落ちやすくなります。
キャベツもさつまいも同様に、リンゴからできる限り離して保存しましょう。

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NGその3.レタス

リンゴと一緒に保存できない「レタス」出典:stock.adobe.com

レタスは、シャキッとした食感が命。ところがリンゴの近くに置いてしまうと、エチレンの影響であっという間にしおれてしまいます。特に、カットレタスは劣化が早いため要注意です。
保存するならしっかりラップや袋で包み、できるだけリンゴとは別の場所へ。少しのくふうで、レタスをうっかり劣化させることはなくなります。

保存方法を見直そう

リンゴは追熟を助ける働きがある一方で、キャベツやレタス、さつまいもには逆効果になってしまいます。せっかく買った野菜や果物を長持ちさせるには、リンゴは単独で保存するのが正解です。
保存場所を分けるだけで、食材の鮮度も味わいもぐんと変わります。毎日の食卓を守るために、保存の仕方を見直してみませんか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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