知らなかった。ラップを「何も気にせず使っている人」の盲点

家のこと

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2025.10.09

料理や食材の保存に欠かせないラップ。毎日のように使うものだからこそ、なんとなくの感覚で使ってしまいがちです。しかし、ふだんの使い方や置き場所がじつは間違っていることも……。そこで今回は、意外と知らない「ラップのNGな使い方」を3つご紹介します。

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NGその1. オーブン機能で使ってしまう

電子レンジのオーブンでは使用できない出典:stock.adobe.com

電子レンジでの温めなら問題ありませんが、オーブン機能でラップをかけるのは危険です。オーブンは250℃近い高温になるため、ラップが溶けて料理にくっついてしまうおそれがあります。
ラップの耐熱温度は製品によって異なりますが、110~140℃程度と一般的なオーブン温度より低い場合がほとんどです。オーブンでのラップ使用は避け、クッキングシートなど耐熱性のあるシートを使用しましょう。

NGその2.古いラップを使い続ける

ラップは1年ごとに交換を出典:stock.adobe.com

皿に敷いて洗い物を減らすなど、防災グッズとしても欠かせないラップ。備えとして買い置きしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ラップも永久に使えるわけではありません。使用期限こそありませんが、長期間の保管や環境によって、ラップがベタついたり酸っぱい臭いがしたりするなどの品質変化が起こる場合があるんです。
防災用として備えているラップであっても、基本的には1年ごとの交換を推奨します。

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NGその3.臭いの強いもののそばに置く

洗剤など臭いが強いものの近くには置かない出典:stock.adobe.com

ラップは薄いフィルム状のため、意外とにおいを吸いやすいもの。香辛料や洗剤、芳香剤の近くに置いておくと、ラップ自体に臭いが移って包んだ食品に風味がついてしまうことがあります。
せっかく作った料理が台無しになるのは避けたいもの。保存場所は、湿気・臭いともに少ない場所を選びましょう。

ラップの使い方・置き場所を見直そう

便利なラップも、使い方や保管方法を間違うと品質が変わる場合があります。毎日使うものだからこそ正しい使い方を意識して、食品の保存に活用してください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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