使うのは「牛乳」だけ
そもそも、パスタが鍋底にくっつくのは、茹でている最中に表面から出てくる“でんぷん”によるものと言われています。これが粘りとなり、麺同士や鍋底に張り付く原因になります。
そこで対策として使うのが、どのご家庭にもある「牛乳」。その使い方は、説明するまでもないくらい簡単です。
鍋の底にパスタが張り付かない裏ワザ
今回は、1人分(100g)のパスタを調理します。
お湯を1リットル沸かしたら、塩を入れてください。ここまでは、いつものパスタの茹で方と同じです。
ポイントはここ! パスタを入れる前、お湯に牛乳を加えます。量は、「お湯1L:牛乳大さじ1」が目安です。
あとはパスタを入れ、時間通り茹でるだけ。牛乳の脂肪分がパスタに付着し、鍋底にくっつくのを防いでくれます。
運命の湯切り、その結果は……?
気持ちいいくらい、つるんとパスタが茹で上がりました。鍋の底を見ても、パスタはまったく張り付いていません。
牛乳を入れるとお湯は白濁しますが、味への影響はないのでご安心を。茹で上がったパスタに油を和える方法もありますが、牛乳を加えたお湯で茹でるとパスタが油っぽくなりません。
ご自宅でパスタを作るときは、ぜひ試してみてください。