「キッチン泡ハイター」の効き目が落ちるNGな使い方3つ「3年以上経ってる」「もっと早く知りたかった」

家のこと

2025.10.06

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。キッチン泡ハイターを使っても、「汚れ落ちが悪い」と感じることはありませんか? もしかするとそれは、使用方法に原因があるかもしれません。ここでは、キッチン泡ハイターの効果が半減する「NGな使い方」をご紹介します。

広告

NGその1.汚れを落とさずに使用する

食器の漂白は汚れを落としてから行う出典:stock.adobe.com

食器やまな板に、食べカスや油汚れがついたままキッチン泡ハイターを使うのは、あまりおすすめできません。汚れが邪魔をするため、十分な効果が得られない場合があります。
まずは中性洗剤で軽く洗い、表面の油分やカスを落としておく“ひと手間”で、キッチン泡ハイターの洗浄力は高まります。

NGその2.使用期限切れのキッチン泡ハイターを使う

キッチン泡ハイターの使用期限の目安は「3年」

「洗剤には使用期限がない」と思っていませんか? キッチン泡ハイターは塩素系漂白剤であり、主成分の次亜塩素酸ナトリウムは時間とともに分解がすすむため、自然と濃度が低下します。未開封の場合でも、購入から3年が経過したキッチン泡ハイターの使用はおすすめできません。
直射日光があたる場所や高温になりやすい環境で保管すると、劣化はより早まります。古いキッチン泡ハイターは思い切って処分し、新しいものに買い替えましょう。

広告

NGその3.ぬるま湯や熱湯で薄める

ぬるま湯やお湯で薄めるのは避けて

キッチン泡ハイターは、原液のまま使うことを前提とした洗剤です。そのため、希釈して使用することはおすすめしません。
また、お湯の場合は注意が必要。キッチン泡ハイターの主成分である次亜塩素酸ナトリウムは高温で分解しやすいため、ぬるま湯や熱湯を使うと漂白・除菌力が大幅に低下するおそれがあるんです。
キッチン泡ハイターでお手入れする際は、薄めずに常温で。お湯で希釈するのは避けましょう。

正しい使い方で除菌・漂白に役立てよう

「キッチン泡ハイターの効き目が落ちた」と感じるときは、じつは使い方に落とし穴があることが多いのです。
正しい使い方でお手入れしてこそ、本来の洗浄力を存分に発揮してくれますよ。思い当たる項目があれば、ぜひ使い方を今一度見直してみましょう。

※キッチン泡ハイターなどの塩素系漂白剤を使用する際は、必ず換気を行い、手袋・保護具を着用し、他の製品と混ぜないでください。
※製品の成分や使用方法は製造元により変更される場合があります。最新の情報は製造元公式サイトでご確認ください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る