不織布素材のクリーニングカバーは取っておこう

クリーニング店に服を預けたときについてくる不織布素材のクリーニングカバー、そのまま捨てていませんか? 軽くて丈夫で破れにくい性質を持つ不織布は、ほこりから衣類を守るだけでなく、工夫しだいで生活のさまざまな場面に役立てることができるんです。
今回は、SNSで見つけた不織布素材のクリーニングカバーを便利に活用する4つの方法を試してみました。
不織布素材のクリーニングカバーを活用する4つの方法
1. 液晶ディスプレイのお手入れに活用

不織布素材のクリーニングカバーは、パソコンやスマートフォンなどの液晶ディスプレイのお手入れに役立ちます。
乾いた不織布で、画面を優しくなでるように拭き取りましょう。ほこりや指紋、手の脂汚れがすっきり落ちます。汚れがひどい場合は、液晶ディスプレイに使える精製水などを少量含ませて固く絞った不織布でそっと拭き取り、すぐに乾いた面で水分を拭き取ってください。
※強い力で拭くと、液晶ディスプレイを傷める恐れがあります。画面上のコーティングを傷めないよう、軽い力で拭きましょう。
2. はたきとしてほこり取りに活用

不織布素材のクリーニングカバーは軽くてやわらかいため、簡易的なはたきとしても活用できます。
まず、不要になったクリーニングカバーを細長いものに巻き付け、輪ゴムやテープでしっかり固定しましょう。あとは、ほこりが気になる部分をやさしく撫でるように動かすだけ。テレビ台や棚の上、本の隙間などに溜まったほこりをふんわり絡め取ってくれます。
3. 網戸や窓のサッシの掃除に活用

不織布素材のクリーニングカバーは、網戸や窓のサッシの掃除に便利です。
まず、不要になったクリーニングカバーを適度な大きさに切っておきましょう。水で軽く湿らせてから網戸の表面をなでるように拭けば、細かなほこりや花粉が不織布に絡みつきます。やわらかい素材なので扱いやすく、網戸の表面の細かい汚れが落とせますよ。
4. フロアワイパーに付けて床の拭き掃除に活用

不織布素材のクリーニングカバーは、フロアワイパーに装着して床の拭き掃除に活用するのもおすすめ。乾拭きならそのまま、汚れが気になる場所は軽く水をスプレーしてから拭けば、水拭き用シート代わりにもなりますよ。使い終わったらそのまま外して処分できるので便利です。
※床材(フローリング、コーティング表面などの素材)によっては、過湿や摩擦で表面を傷つける恐れがあるため注意しましょう。
注意点
※不織布素材は種類や繊維の細かさによって性質が異なります。特に液晶ディスプレイや床材など、表面にコーティングが施されているものは、不織布の摩擦で傷や剥がれを生じる可能性があります。
※クリーニングカバーを掃除に使用する際は強くこすらず、力を入れずに軽く拭くようにしてください。また、必ず目立たない場所で試し、異常がないことを確認してから全体に使用することをおすすめします。
