「みそ汁」に入れると腸がよろこぶ。“食物繊維がたっぷりな2つの食材”とは?「忙しい朝にぴったり」

料理・グルメ

2025.11.10

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。涼しさが増す秋は、冷えや食生活の変化で腸のリズムが乱れやすい季節だとか。身体をじんわり温めながら、発酵食品や食物繊維を上手に取り入れて、内側から整える秋の腸ケアを始めましょう。

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1.秋はゆらぎが気になる季節

みそ汁出典:stock.adobe.com

気温差が大きい季節は自律神経が乱れやすく、体調に影響することがあります。
便通の乱れや肌の不調などのサインが現れやすくなることも。
温かい食事で身体をいたわり、腸をやさしく整える意識をもつことが、季節の変わり目を快適に過ごすカギになります。

2.腸を整えるなら「温め×発酵」の組み合わせが◯

みそ出典:stock.adobe.com

腸の働きをサポートするには、身体を芯から温める汁ものや蒸し野菜を意識的に取り入れるのがおすすめ。
そこにみそや納豆などの発酵食品をプラスすると、腸内環境のバランスを保つ助けになるでしょう。
中でもみそ汁は、温め効果と発酵の力を同時に取り入れられる理想的な一品。
具材を季節ごとに変えるだけで、手軽に「旬の腸内ケア」が楽しめます。

3.秋の腸にうれしい「さつまいも×えのきだけ×みそ汁」

さつまいも出典:stock.adobe.com

今回は秋が旬のさつまいもとえのきだけの組み合わせ。
さつまいもは腸内環境を整えるといわれている食物繊維が豊富で、えのきだけにはビタミンB群や食物繊維が含まれています。
この2つをみそ汁にすることで、身体を温めながら腸をやさしくケアできる一品に。
さつまいもの自然な甘みとえのきだけの旨みがみその香りと調和し、心までじんわり温まる味わい。
忙しい朝や夜のリセットタイムにもぴったりです。

さつまいもとえのきだけのみそ汁

さつまいもみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
さつまいも……150g
えのきだけ……2分の1袋
小ねぎ(小口切り)……お好みで

作り方

1 さつまいもは洗って半月切りにし、サッと水にさらしてアクを抜く。

2 鍋にだし汁と1のさつまいもを入れて中火にかける。

さつまいも

3 石づきを落として半分に切ったえのきだけを加え、煮立ったら火を弱める。

えのきだけ

4 さつまいもに串が通ったら火を止め、みそを溶き入れる。

5 器に盛り、小ねぎをかけたらできあがり。

さつまいもみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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