1.食べたものを“エネルギーとして使える形”へ整えるステップ
炭水化物は、消化酵素によって細かく分解されてはじめて身体のエネルギーとして活用されます。
この最初の役割を担うのが、唾液などに含まれる「アミラーゼ」。
ごはんやパン、麺類がスムーズに消化されることで食後の重さを感じにくくなります。
2.胃腸をやさしく休めて“美容リズム”を取り戻す
ごちそうが続き疲れた胃腸には、脂っこい食事を控え、温かくて消化にやさしいメニューに切り替えることがポイント。
みそ汁などの温かい汁物は、身体を温めて胃腸のこわばりをほぐし、巡りを整えてくれます。
さらに、よく噛むことで唾液中のアミラーゼがしっかり働き、消化を助けます。
よく噛んで食べることを心がけましょう。
3.カブのやさしい力。冬の巡りと美肌を支える“整え野菜”
カブはやわらかな甘みと、消化に負担をかけにくい性質から“胃にやさしい野菜”として親しまれてきました。
さらに消化を助ける成分が含まれるといわれ、食べすぎた日でも取り入れやすいのが魅力です。
温かいみそ汁に仕立てれば、冷えで滞りがちな巡りを促し、身体が温かくなります。
ベーコンの旨みがコクを加え、満足感のある“美容にもやさしい一杯”が完成します。
カブとベーコンのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
カブ……2個
ベーコン……35g
小ねぎ(小口切り)……お好みで
すりごま⋯⋯お好みで
作り方
1 鍋にだし汁と皮を剥いてくし切りにしたカブを入れて中火にかける。

2 食べやすく切ったベーコンを追加して、沸騰したら火を弱めて煮る。

3 全体が馴染んだら火を止め、みそを溶き入れて小ねぎを加える。

4 器に盛ってすりごまをかけたらできあがり。




