ニットをインするときの“寄せすぎ”を防ぐコツ

ニットをスカートやズボンにインするとき、裾を完全にしまい込むと、お腹周りや腰周りに余分な生地が集まり、見た目がもたつきやすくなります。特に厚手のニットは、生地が寄りやすく、もたつきが目立ちます。
そのままだと後ろ姿が重たく見えたり、丈が不揃いになってシルエットが崩れてしまうこともあります。まずは、生地が寄りすぎないように工夫することが大切です。
ベルトを使った簡単シルエット調整
おすすめの解決法は、余分な生地を整えるために「ニットの上からベルトを巻く」ことです。ポイントは、ベルトを隠すようにニットを少し引き出すこと。
こうすることで、腰周りのもたつきを抑えることができます。手順はシンプルです。
1:ボトムスとニットを着る。

2:ニットの上からベルトを巻く。

3:ベルトを隠すようにニットを少し引き出し、形を整える。

これだけで、正面から見てもスッキリとした印象になり、ニットの厚みを活かしつつ、だらしない雰囲気を防げます。
後ろ姿も美しく仕上げる

前だけでなく、後ろ姿の見え方も重要です。ニットを引き出して後ろ丈を短くすることで、脚が長く見え、全体の印象も軽やかになります。腰やヒップ周りのラインが強調されすぎず、全体的にバランスのよいシルエットに仕上がります。
シンプルなニットとボトムスの組み合わせでも、ベルトとニットの引き出し方ひとつで、こなれ感のある着こなしが完成します。
ベルト+引き出しでニットのインが美しく
ニットをインすると生地が寄りすぎてしまう悩みは、ベルトを活用してニットを少し引き出すだけで簡単に解決できます。前も後ろもスッキリと見え、シルエットが美しく整うので、コーディネート全体が格上げされます。
秋冬のおしゃれを楽しむために、ぜひ取り入れてみてください。
