鶏肉と合わせると腸がよろこぶ。“食物繊維とビタミンCたっぷりの秋の野菜”とは?「ごはんが進む」

料理・グルメ

2025.11.13

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、“ふたつでおいしいふだんごはん”をご紹介します。今回の材料は、白菜と鶏もも肉だけ。「おいしいのひと手間」で、間違いなくおいしく、ごはんが進む味に仕上がります。※調味料の数は食材に含めていません。

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白菜×鶏もも肉。少ない肉でも満足感のある一品に

ようやく白菜の季節がやってきました!
白菜にはビタミンCと食物繊維が豊富で、健康維持に役立ちます。
体を温める効果のあるしょうがもプラスします。

手順1

発酵食品の味噌と組み合わせることで、腸にも嬉しい一品。
蒸し煮にすれば、白菜がたっぷり食べられます。

美味しいのひと手間1 鶏肉はしっかり焼く

おいしい1

大切なポイントひとつめが、「鶏肉の表面をしっかりと焼く」こと。

後ほど煮込むので、ここでは中まで火を通す必要はありません。
表面は香ばしく焼いておくことで、うまみがぐんとアップします。

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美味しいのひと手間2 たっぷり白菜は蒸し煮に

おいしい2 

「白菜は蒸し煮にする」のも大切なポイント。

フライパンの中では混ぜられないほどたっぷりの白菜も、フタをして煮ると一気に食べやすい量に仕上がります。

白菜と鶏ももの味噌しょうが煮(調理時間10分)

完成イメージ

材料(4人分)

  • 鶏もも肉……200g
  • 白菜……4分の1株(500g)

<調味料>

  • 味噌……大さじ2
  • みりん……大さじ2
  • 醤油……小さじ1
  • おろししょうが……小さじ1  

<その他>

  • ごま油……小さじ2

作り方

1  フライパンにごま油を熱し、鶏肉を皮目から入れて焼き始める。

工程1

2 鶏肉の表面が焼けたら裏返し、表面に焼き色がつくくらいまで焼く。(おいしくなる重要な工程!)

工程2

3  鶏肉の上にざく切りにした白菜をのせる。

工程3

4  合わせた調味料をまわしかけ、フタをして蒸し煮にする。(おいしくなる重要な工程!)

工程4

5 ときどき混ぜながら4〜5分煮る。

工程5

秋冬の定番にしたい

しょうが風味と味噌の香りが、食欲をそそります。体の温め効果も抜群!

完成2

肉と野菜の組み合わせをかえても作れる、オールマイティな味つけです。ぜひ定番にしてくださいね。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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