知らなかった。「フライパン」の持ち手にある“なぞの穴”の正体

家のこと

2025.11.15

フライパンをよく見ると、持ち手の下あたりに、“小さな穴”が開いているのを知っていましたか? じつはこれ、見た目のデザインだけではなく、きちんとした理由があるんです。ここでは、意外と知らない、フライパンに“謎の穴”が開いている理由をご紹介します。

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ただの穴じゃない!

フライパンのハンドルの裏側には、直径2mmほどの小さな穴が開いています。毎日のように使っていても、普段は気にも留めないかもしれません。しかし、この小さな穴はとても意味あるものなんです。

水や空気を抜くためのもの

取っ手の部分に空いているフライパンの穴

この穴には、ハンドルの中に入り込んだ水や空気を抜く役割があります。ハンドル内で水や空気が膨張すると、フライパンが劣化してしまいます。また、ハンドルの中に水が残ったままだと、部品が腐食するおそれがあります。
フライパンを洗った後、「穴から水が出てきた……」という経験のある方もいるかもしれませんが、それは穴がきちんと働いている証拠です。

穴の形はさまざま

ちなみに、穴の形や大きさはフライパンによってさまざま。小さく丸いものもあれば、横長の長方形の穴がついている場合もあります。

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穴があるのは「ハンドルが空洞」のフライパンのみ

小さな穴があるのは、ハンドル内が空洞で水や空気が溜まる恐れのある構造のフライパンのみです。わが家のフライパンや鍋をチェックしてみましたが、穴が開いているタイプは全部で5個もありました。

オールステンレスのフライパンには穴がついていない

オールステンレスのタイプなど、ハンドル部分に空洞がないフライパンには、穴は開いていませんでした。

洗った後はしっかり水抜きを

穴が開いているとはいえ、置き方によってはハンドル内の水が抜けきらない場合があります。フライパンを乾燥させるときは、先端を吊るすか、穴の部分をタオルで包んで軽く叩くと、しっかり水が切れますよ。
大切なフライパン、穴の役割も知って、より長く大切に愛用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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