「メラミンスポンジ」でこすると傷がついて劣化する3つのモノ「冬の掃除で気を付ける」「やってたよ…」

家のこと

2025.11.17

水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジは、コップの茶渋やくすみを取るのに使えるグッズです。とはいえ、便利な反面、注意点もあります……。ここでは、知らずに使うと逆に劣化する、お手入れNGのアイテムをご紹介します。

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NGその1.撥水加工のある食器

NG①撥水加工のある食器

撥水加工つきの食器は洗い物の手間がぐんと減るため、私もふだんから愛用しています。
しかし、この撥水加工はとても薄くて繊細。メラミンスポンジでこすると、汚れだけじゃなくコーティングそのものが削れてしまうことがあるため注意が必要です。
一度剥げてしまうと、食器に水がしみ込みやすくなったり汚れが取れにくくなったりと、メリットはひとつもありません。撥水加工などコーティングが施されている食器のお手入れには、メラミンスポンジの使用を避けましょう。

NGその2.フッ素樹脂加工のフライパン

NG②テフロン加工のフライパン出典:stock.adobe.com

フライパンといえば、フッ素樹脂加工のものが定番ですよね。じつはこれも、メラミンスポンジが使えないもののひとつ。
フライパンのコーティング加工は見た目以上にやわらかく、軽くこすっただけでもコーティングが剥がれるおそれがあります。汚れが気になる場合は、お湯につけてふやかすなど、無理にこすらない方法で対処しましょう。

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NGその3.アルミ鍋

NG③アルミ製の鍋ややかん出典:stock.adobe.com

アルミ製のやかんや鍋も、メラミンスポンジとは相性が悪い素材です。アルミは金属の中でも特にやわらかく、メラミンスポンジでこすると細かい傷ができてしまいます。こすってできた傷に汚れが溜まりやすくなる可能性があるんです。アルミはアルカリ性にも弱いため、無理なこすり洗いは避けたほうが無難です。

傷つきやすい素材には向かない

メラミンスポンジは頼れる掃除アイテムですが、「汚れを削って落とす」ことを忘れてはいけません。素材によっては、大事なコーティングを剥がしたり、素材を傷つけたりするおそれがあります。
キッチンまわりのお手入れに使う場合は、メラミンスポンジで劣化するリスクがないかを確認しましょう。

 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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