なぜかヌメリが残る…。ウタマロクリーナーの掃除後にヌメリやベタつきが残る原因「なるほど」「やってた」

家のこと

2025.10.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。水まわりから油汚れまでスッキリ落とす、万能なウタマロクリーナー。ところが、使ってみると「拭いた後のベタベタが気になる……」という声は少なくありません。そこで今回は、ヌメリやベタつきが残る、ウタマロクリーナーのNGな使い方をご紹介します。

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NGその1.「床」に直接スプレーする

床に直接スプレーする

床を掃除するとき、ウタマロクリーナーを直接スプレーしていませんか? 私の体験ベースになりますが、ヌメリが残りやすくなる原因のひとつだと考えています。
掃除する箇所に直接洗剤を吹きかけると、広い範囲に液が広がってしまい均等に拭き取るのが難しくなります。特に気を付けたいのが床。面積が広いため、床の素材によっては洗剤成分が残りやすいんです。実際に、フローリングの汚れをウタマロクリーナーで掃除してみたところ、ヌメヌメした拭き跡が残りました。
ベタつきを防ぐためにも、布やモップにスプレーしたものを掃除に使うのがおすすめです。この方法なら、ムラなく拭けて洗剤も適量におさえられますよ。

NGその2.目分量で使う

目分量でスプレーしたウタマロクリーナー

「これくらいかな?」と感覚でシュッシュと使うと、ウタマロクリーナーの適量を超えてしまいやすくなります。
ウタマロクリーナーは中性ですが、界面活性剤5パーセントを含む洗浄力の強い洗剤です。少量でも十分効果を発揮しますので、目分量で使うのは避け「1平方メートルあたり5回スプレー」の目安量を守りましょう。
洗剤を使いすぎないよう意識すると、掃除後のベタつきは解消できるはずです。

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NGその3.吸水性が弱い布を使う

ぞうきんがけしている女性出典:stock.adobe.com

ウタマロクリーナーは二度拭き不要の洗剤ですが、使う布によっては成分が残る場合があります。おすすめしないのは、吸水性が弱いものや、古くて水分をはじくようになった布など。汚れと洗剤をきちんと吸い取りきれないため、表面に成分が残りやすくなり、ヌメヌメの原因になります。
掃除に使う布は、吸水性が高くやわらかいマイクロファイバークロスがおすすめ。お手入れに適したものを使えば、拭き上げた後もヌメリは残らず、サラッとした気持ちいい仕上がりになります。

ウタマロクリーナーの使い方を見直そう

「ヌメリが残る=ウタマロが合わない」と思ってしまいがちですが、じつは“使い方のクセ”が原因であることも多いです。
使い方をちょっと見直すだけで、家中ピカピカに。気持ちよく掃除を終えるために、今日からウタマロクリーナーの正しい使い方を意識してみませんか?

※ウタマロクリーナー公式サイトでは、洗剤の残り感が気になる場合は2度拭きが推奨されています。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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