NGその1.スマホのカメラレンズ
スマホのレンズ部分は、思っている以上にデリケート。ティッシュはやわらかそうに見えますが、紙の繊維が細かい傷をつけることがあります。
また、ティッシュで拭き取るとレンズの表面に繊維が残るため、逆に汚れがついてしまうことも……。
レンズを拭くなら、マイクロファイバークロスやレンズ専用のクリーナーの使用をおすすめします。
NGその2.メガネ
メガネも傷つきやすくデリケート。特にレンズの部分は、乾いたティッシュでこすると細かい傷がつき、汚れやすくなったり曇りやすくなったりすることがあります。
レンズコーティングが施されているメガネの場合、加工が剥がれるなどの劣化につながることも。たとえ外出先で汚れたとしても、手元にあるティッシュで汚れを拭き取るのはおすすめできません。
何度も繰り返しこすると余計に汚れや傷がつきますので、メガネは必ず専用クリーナーやメガネ拭きでお手入れしましょう。
NGその3.自動車のボディ
自動車のボディも、ティッシュで汚れを落としてはいけない部分です。ティッシュはやわらかそうに見えますが、原材料は紙。自動車の塗装はかなり繊細なため、乾いた紙でこすると“拭き傷”の原因になる場合があります。
特に砂ぼこりがついた状態でこすってしまうと、細かい砂が研磨剤のようになってしまい、気づかないうちに細かな線傷が……。黒い車や濃い色の車は特に目立ちやすいので注意したいところです。
汚れが気になるときは、水で流してからやわらかい専用クロスで拭くのが適切。洗車シートなど手軽に使える掃除グッズもありますので、ティッシュでゴシゴシこするのは避けましょう。
万能でもティッシュが使えない素材もある
ティッシュは手軽で便利ですが、何でも拭いていいわけではありません。スマホのレンズ、メガネ、車のボディは、どれも“傷がつきやすいもの”の代表格です。
ティッシュで汚れを拭き取るときは、素材が傷つけることがないか意識してみましょう。



