使い方ちゃんと知ってる?風呂釜洗浄剤「ジャバ」のやってはいけない“3つの使い方”

家のこと

2025.12.07

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。浴槽の配管をお手入れするときに便利な、配管洗浄剤の「ジャバ」。湯船に浸かる頻度が増える冬は、愛用している方も多いでしょう。ただし、便利だからこそ使い方には注意が必要です。ここでは、意外と知らない「ジャバのNGな使い方」についてご紹介します。

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NGその1.湯温を設定できないタイプのお風呂で使う

NG①湯温を設定できないタイプのお風呂で使う出典:stock.adobe.com

ジャバには、タイプによって使えないお風呂があります。使用できないのは、昔ながらのバランス釜など、温度調整ができないタイプです。
ジャバは入浴するのにちょうどいい「40℃前後」のお湯で使用する必要があるため、温度調整が難しいと洗浄成分がうまく働かない場合があるんです。
湯温を一定に保てないお風呂の場合は、ジャバの使用は避けましょう。

NGその2.ジャバを入れて追いだき中に小物をつけ置き洗いする

NG②ジャバを入れて追い炊き中に小物をつけ置き洗いする出典:stock.adobe.com

ジャバは、イスや洗面器などの小物も洗浄できます。ただし洗えるのは“小物だけを別でつけ置きする場合”に限ります。配管洗浄中の浴槽に小物を入れ、同時に洗浄するのはNGです。
追いだき中の同時つけ置きは推奨されていませんので、配管掃除の日は「今日は配管だけ」と割り切って、小物洗いは別のタイミングに行いましょう。

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NGその3.循環口のふたを外す

NG③循環口のふたを外す

配管洗浄は、循環口のふたをつけたまま行うのが適切。ふたには、配管へのゴミの侵入を防ぐ役割があります。外したまま洗浄すると、ふたの裏に汚れが残ったり、異物が配管の奥に入り込んでしまったりするおそれがあるんです。メーカーも基本的には「ふたは外さず、そのまま」で使うよう案内しています。
※上記の記述は「1つ穴タイプ」の場合です。2つ穴タイプは取扱説明書を確認してください。

ジャバの使い方をしっかりと確認しよう

ジャバはお風呂のキレイを守る強い味方ですが、自己流の使い方には注意が必要です。正しい手順で洗浄してこそ、ジャバの効果が発揮されます。
きちんと使い方を確認して、月に1回の配管洗浄を習慣にしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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