1.水分摂取・運動量の低下
気温が低くなる冬は喉の渇きを感じにくく、水分摂取量が減りやすい季節です。
水分が不足すると便が固くなり、便秘を引き起こす原因にもなりかねません。
また、寒さによって活動量が減ると腸の動きも低下しやすくなります。
積極的に歩いたり、意識的にスクワットをするなど、日常的な動きを増やすことがポイントです。
2.冷えで腸の動きが鈍る
身体が冷えると血流が悪くなり、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下することがあります。
なるべく身体を冷やさないよう、カイロやストールを活用したり、湯船に浸かるなどの温め習慣を取り入れることは、便秘ケアのサポートにもつながります。
3.あたたかインナーケア
加熱すると甘みが増す大根は、水分や食物繊維が豊富です。
食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内環境にプラスの影響が期待できます。
厚揚げは大豆由来のたんぱく質を多く含み、大根との相性も抜群です。
この2つをあたたかいみそ汁で組み合わせることで、冷えた身体を内側からやさしく温めてくれます。
便秘が気になる人にも取り入れやすい一杯です。
参考資料:【家庭の漢方医学Vol.2】おなかのハリ・便秘を感じるときの漢方薬の選び方と対処法
大根と厚揚げのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
大根⋯⋯150g
厚揚げ……100g
小ねぎ⋯⋯お好みで
作り方
1 鍋にだし汁といちょう切りにした大根を入れて中火にかける。

2 一口大に切った厚揚げを追加し、沸騰したら火を弱めて煮る。

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

4 器に盛って小ねぎをかけたらできあがり。




