「みそ汁」にいれると腸がよろこぶ。“冬の便秘ケアにぴったりな栄養素が豊富な食材”とは?

料理・グルメ

2025.12.17

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。冬は“隠れ脱水”で便秘が気になりやすい季節ともいえます。そんな不調が肌荒れにつながってしまうことも。今回は冬に起こりやすい便秘の原因と改善ポイントについてご紹介していきます。

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1.水分摂取・運動量の低下

水出典:stock.adobe.com

気温が低くなる冬は喉の渇きを感じにくく、水分摂取量が減りやすい季節です。
水分が不足すると便が固くなり、便秘を引き起こす原因にもなりかねません。
また、寒さによって活動量が減ると腸の動きも低下しやすくなります。
積極的に歩いたり、意識的にスクワットをするなど、日常的な動きを増やすことがポイントです。

2.冷えで腸の動きが鈍る

腸出典:stock.adobe.com

身体が冷えると血流が悪くなり、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下することがあります。
なるべく身体を冷やさないよう、カイロやストールを活用したり、湯船に浸かるなどの温め習慣を取り入れることは、便秘ケアのサポートにもつながります。

3.あたたかインナーケア

大根出典:stock.adobe.com

加熱すると甘みが増す大根は、水分や食物繊維が豊富です。
食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内環境にプラスの影響が期待できます。
厚揚げは大豆由来のたんぱく質を多く含み、大根との相性も抜群です。
この2つをあたたかいみそ汁で組み合わせることで、冷えた身体を内側からやさしく温めてくれます。
便秘が気になる人にも取り入れやすい一杯です。

参考資料:【家庭の漢方医学Vol.2】おなかのハリ・便秘を感じるときの漢方薬の選び方と対処法

大根と厚揚げのみそ汁

大根みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
大根⋯⋯150g
厚揚げ……100g
小ねぎ⋯⋯お好みで

作り方

1 鍋にだし汁といちょう切りにした大根を入れて中火にかける。

大根

2 一口大に切った厚揚げを追加し、沸騰したら火を弱めて煮る。

厚揚げ

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

みそ

4 器に盛って小ねぎをかけたらできあがり。

大根みそ汁

 

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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