NGその1.つぼみが開きかけている
まずチェックしたいのが、ブロッコリーの“つぼみ”の部分。つぼみが少しでも開いているものは、できるだけ避けることをおすすめします。
ブロッコリーは収穫後も呼吸を続けるため、時間の経過とともに少しずつつぼみが開きます。つまり、つぼみの開き具合は収穫から時間が経っている証拠です。
すでに花が咲いているものや黄色っぽく変色しているものは鮮度が落ちていますので、選ばないようしっかりとチェックしてください。つぼみが開いていても食べられますが、風味や食感が劣化します。
鮮度の高いブロッコリーは、濃くて鮮やかな緑色をしています。つぼみもきゅっと締まっているものを選びましょう。
NGその2.つぼみに隙間がある
意外と見落としがちなのが、つぼみの密度。全体を見たとき、つぼみにすき間があるものはNGです。つぼみがぎゅっと詰まっていることが、おいしいブロッコリーの証です。
スーパーでブロッコリーを選ぶときは、表面が詰まっていて、弾力があるかをチェックしましょう。
NGその3.茎の中に空洞がある
ブロッコリーの茎の断面も、鮮度を見極める判断材料になります。ときどき、茎の中心部分にぽっかりと穴が開いているものがありますが、品質面で劣るため、できれば避けることが推奨されます。
空洞があるということは、ス(亀裂)が入っている状態。栽培中に急に成長したり、栄養バランスが崩れていたりすると発生することが多いです。
おいしいブロッコリーの茎は、切り口がみずみずしいのが特徴。つぼみ同様に緑色が鮮やかなものを選んでください。
おいしいブロッコリーを味わおう
ブロッコリーは、一見どれも同じに見えて「アタリ・ハズレ」の差が出やすい野菜です。つぼみの状態・つぼみの密度・茎の断面。この3つをチェックして、おいしいブロッコリーを味わいましょう。



