“ワカメ状の汚れ”がドロッと出てくるかも…。「お風呂のドアのすき間」に潜む汚れを隅々まで落とす掃除術

家のこと

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2025.12.28

毎日のように入るお風呂。浴室の掃除はしていても、ドアまわりは忘れがちかもしれません。ドアの外側やフチ、換気口には汚れが溜まりやすく、気づかないうちにホコリが蓄積していることも……。そこで今回は、お掃除のプロである、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんに、お風呂のドアに溜まった汚れをすっきり落とす方法と、“おすすめ掃除グッズ”を教えていただきました。

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教えてくれたのは……タスカジのみけままさん

タスカジのみけままさん出典:taskaji.jp

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。

掃除しにくく、ホコリが溜まりがちな「お風呂のドアまわり」

お風呂のドアは、内側だけを掃除して「終わり!」となりがちですが、じつは外側やドア枠にもホコリが溜まりやすい場所があります。特に換気扇を長時間回していると、洗面所側のホコリも吸い込まれて、ドアのフチにびっしり付着することも。これは“あるある”の汚れポイントです。

便利グッズを使えば、手が届きにくい場所も隅々までラクにお掃除できるので、ぜひ以下の方法でキレイにしてみてくださいね!

用意するもの

  • 歯ブラシやクロス
  • 中性のお掃除クリーナー、またはセスキスプレー
  • 必要であれば、不要になったプラスチック製のポイントカード
  • 無印良品の「隅まで洗えるボトル用ブラシ」

無印良品の「隅まで洗えるボトル用ブラシ」

ご依頼者さまのお宅のお風呂掃除をする際に、私が持参しているのは、無印良品の「隅まで洗えるボトル用ブラシ」です。針金の先にL字型の小さなブラシがついており、お風呂のドアのすき間掃除にぴったり! 大と小の2サイズあり、私は小サイズを使っています。すき間汚れに効果的なので、おすすめですよ。

1.ドア枠、フチについたホコリを落とす

ドア枠の上部はホコリが溜まりやすい

お掃除は「上から下へ」進めるのが基本です。まずは乾いた状態の歯ブラシやクロスを使って、ドア枠、フチについたホコリをぐるりと一周取り除きましょう。特に枠の上部には換気口(空気の通り道)がついていることが多く、ホコリが溜まりやすい場所です。普段は目に入りにくい場所なので、意識してチェックしてみてくださいね。

2.固まった汚れはクエン酸スプレーを使ってこする

ドアの下部にも固まった汚れがつきやすい

ドアの下部などにこびりついた汚れは、中性のお掃除クリーナーやクエン酸スプレーを吹きかけてこすり落とします。カピカピに乾燥して固まった汚れは、プラスチック製のポイントカードなどでこそげ取るのも効果的です。

3.下部の換気口の汚れを取る

下部の換気口の汚れを取る

下部の換気口は歯ブラシが入りにくいケースもあります。その場合は「隅まで洗えるボトル用ブラシ(小サイズ)」を差し込むと、奥のホコリまでしっかり落とせます。取り外せるタイプのものは、取り外してキレイにしましょう。

ドアの厚み部分(床に接する部分)もワカメ状の汚れが出やすいので、一度お掃除してみるとよいですよ!

二つ折りドアの場合 

二つ折りドアの場合はシャワーを使うのもおすすめ

開きドアタイプはお掃除しやすいですが、二つ折りドアの場合は扱いにくいと思います。シャワーホースが届くようであれば、弱めの水流で外側から換気口へシャワーをあてると、効率的にホコリ汚れを落とすことができます。その際は、洗面所側にタオルを敷き、水はね対策をすると安心です。

お風呂のドアまわりは、少しの工夫で驚くほどすっきりキレイになります。便利グッズを取り入れて、見落としがちな場所も定期的にお掃除してみてくださいね!

※中性のお掃除クリーナー、セスキスプレー、「隅まで洗えるボトル用ブラシ」は、使用上の注意をよく確認のうえ、使用してください。

取材協力:タスカジタスカジ研究所

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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