「知らなかった…」メラミンスポンジの“3つの常識”

家のこと

2025.12.29

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。水を含ませてこするだけで、頑固な汚れをするっと落としてくれるメラミンスポンジ。手軽に使える反面、取り扱いには注意点もあります。そこで今回は、意外と見落としがちな「メラミンスポンジの3つの常識」についてまとめました。

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1.洗剤と一緒に使える

①洗剤と一緒に使える

水だけで汚れが落ちるメラミンスポンジですが、洗剤と併用しても使えます。油汚れや水アカなど、汚れの種類によっては洗剤を足すことで、よりスムーズに落とせることも。
食器用洗剤や重曹、クエン酸であれば、併用しても問題ありません。
ただし、「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれている洗剤は使用NGです。メラミンスポンジはメラミン樹脂という素材でできており、塩素系洗剤と触れるとスポンジそのものが傷んでしまいます。スポンジがボロボロになる可能性がありますので、塩素系の洗剤は使わないよう注意してください。

2.小さくなっても使える

②小さくなっても使える

メラミンスポンジは、消しゴムと同じように汚れをこすった分だけスポンジがすり減ります。研磨することで汚れを落とすため、小さくなっても問題ありません。
さらに、メラミンスポンジは汚れても洗って乾かせば再利用できます。消しゴム同様に小さくなるまで使えるので、一度使ったからといってすぐに捨ててしまうのは避けたいところです。
また、メラミンスポンジは内部に汚れがたまりやすい性質があります。同じ面をずっと使い続けるよりは、面を変えたり小さくカットするほうが衛生的です。

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3.掃除後は“スポンジのかす”の処理を

③メラミンスポンジのかすは放置しない

掃除に使ったメラミンスポンジが小さくなる……ということは、消しゴムと同じように“かす”が出ます。メラミンスポンジの削りかすは細かいため、お手入れ後は削りかすの処分まで行うのがセットです。
メラミンスポンジを濡れたまま放置するとカビや雑菌が発生する可能性があるため、洗って乾かすひと手間も忘れずに。

正しい使い方でメラミンスポンジはより便利に

メラミンスポンジは便利な掃除アイテムですが、正しい使い方を覚えておくことが大事です。小さくなるまで繰り返し使えるのも、メラミンスポンジのいいところ。
使い方を再確認して、毎日のお手入れに役立てましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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