知らないと後悔する…。じつは「メラミンスポンジ」で“お手入れNG”な身近な3つのもの

家のこと

2025.11.24

水だけで汚れを落としてくれるメラミンスポンジ。頑固な汚れもこするだけで落ちる、便利な掃除グッズです。しかし、メラミンスポンジの研磨力で素材を傷つけてしまうことも。そこで今回は、お手入れに使ってはいけない「メラミンスポンジの使用NGなもの」を3つご紹介します。

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NGその1.ホーロー鍋

NG①ホーロー鍋出典:stock.adobe.com

冬の煮込み料理に活躍するホーロー鍋ですが、急激な温度変化に弱い欠点があります。強火で一気に加熱するなど、使い方や献立によっては底がコゲつくことも……。
メラミンスポンジを使えば簡単に焦げが落とせそうですが、ホーロー鍋への使用はNGです。ホーロー鍋はガラスの膜でコーティングされているため、メラミンスポンジでこすると剥がれるおそれがあります。独特のツヤが曇るリスクもありますので、研磨して汚れを落とすのは避けましょう。

※一部メーカーでは軽い汚れに限り使用可としている場合もありますが、高級ホーロー鍋(ル・クルーゼなど)は使用禁止を明記しています。

NGその2.炊飯器の内釜

NG②炊飯器の内釜出典:stock.adobe.com

炊飯器の内釜にも、フッ素コーティングが施されています。炊きあがったごはんが内釜にくっつかないのも、こういった加工のおかげです。
そのため、メラミンスポンジでこするのは間違ったお手入れ方法。このコーティングが薄く削れてしまい、内釜にごはんがこびりつきやすくなるおそれがあります。
内釜のお手入れは、台所用中性洗剤とやわらかいスポンジを使いましょう。

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NGその3.電気ケトル内部

NG③電気ケトルの内部

電気ケトルの内側は、水アカができやすい場所です。でも、メラミンスポンジの使用はおすすめしません。艶のあるステンレスは傷がつきやすく、メラミンスポンジでこすると細かな傷に汚れが入り込み、余計に落ちにくくなります。
ケトルの内部は、クエン酸を使うお手入れ方法がおすすめ。クエン酸を入れてお湯を沸かすだけでスルッと汚れが浮くので、こすらないほうがむしろキレイになりますよ。

メラミンスポンジを使う前に素材の確認を

メラミンスポンジは便利な掃除アイテムですが、どこでも使えるわけではありません。素材によっては、汚れと一緒に表面まで削れてしまう場合があります。
メラミンスポンジでお手入れする前に、こすっても問題ない素材か確認すると安心です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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