野菜室は「つけおき掃除」でまとめてスッキリ

野菜室には、細かなケースや仕切りなどのパーツが多く、ひとつずつ洗うと時間がかかりがちです。そんなときに役立つのが「つけおき掃除」。取り外せる細かいパーツは、まとめてつけおきしましょう。
さらに、キッチンハイターを使うことで、漂白・除菌・消臭をまとめて行えます。普段のお手入れでは残りやすいニオイや着色汚れにもアプローチでき、効率よく清潔を保てます。
※すべての菌を除菌するわけではありません
キッチンハイターを使ったつけおき掃除のやり方
掃除に使うもの

- キッチンハイター(液体タイプ/5Lの水にキャップ約2杯(約50mL)が目安)
- 大きめのバケツや、洗い桶
- ゴム手袋
- 拭き取り用クロス
- ハンディ掃除機
※同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があるため、ご使用の前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。
手順⒈ 野菜室からものをすべて取り出す

野菜や調味料、使いかけの袋物などをいったん取り出します。中に残った野菜くずや土は、掃除機で吸い取るか、軽く払い落としておきましょう。賞味期限の確認も、このタイミングで行うとスムーズです。
手順⒉ 取り外せるケースや仕切りを外す

野菜室の中にある細かなケースや仕切りをすべて取り外します。つけおきするパーツだけをまとめておきましょう。
手順⒊ 薄めたキッチンハイター液を作る

5Lの水にキャップ約2杯(約50mL)のキッチンハイターを入れ、薄め液を作ります。
※換気をしながら作業し、必ずゴム手袋を着用してください。
手順⒋ 液にパーツを入れてつけおきする(約2分)

取り外したケースや仕切りを、大きめのバケツにまとめて入れて2分ほどつけおきします。ニオイや着色汚れが気になる場合は、30分ほどつけおきするとより効果的です。
手順⒌ つけおき中に野菜室の中を拭き掃除する

つけおきしている間に、野菜室の中はぬるま湯に浸して固く絞ったクロスでやさしく拭き掃除します。洗剤を使わずに拭くだけでも、汚れやベタつきはリセットできます。
手順⒍ しっかりすすぎ、完全に乾かす

つけおきしたケースは流水で十分に(目安として30秒以上)洗い流し、クロスで水気を拭き取ってしっかり乾燥させます。
手順⒎ きれいになったケースを戻す

完全に乾いたら冷蔵庫へ戻し、食材を整理しながら配置していきます。中が整うと、日々の使い心地もぐんとアップしますよ。
注意点
- キッチンハイターは塩素系漂白剤のため、必ず十分な換気をし、ゴム手袋を着用して作業してください。
- 酸性タイプの洗剤や酢などと絶対に混ぜないでください。有害なガスが発生するおそれがあります。
- 冷蔵庫の素材や仕様によっては、塩素系漂白剤が使用できない場合があります。野菜室本体には使用せず、必ず取り外せるケースのみに使い、取扱説明書を事前に確認してください。
- ステンレス以外の金属パーツには使用しないでください。ステンレスも長時間つけおくとサビの原因になるため注意してください。
- 同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があるため、ご使用の前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。
定期的なお手入れで清潔をキープ

野菜室は気づかないうちに汚れやニオイがたまりやすい場所ですが、細かなケースはつけおきし、本体は拭き掃除にすることで、安全にスッキリ整えられます。季節の変わり目やニオイが気になったときに、無理のない方法で取り入れてみてくださいね。
