1.身体は「食べたもの」で作られ、使われている
私たちの身体は、日々の食事から栄養を受け取り、生命活動を支えています。
糖質・脂質・たんぱく質といった栄養素は、摂取しただけで力になるわけではなく、代謝されてはじめてエネルギーや身体の材料として利用されます。
寒い季節は、生活リズムや食事内容が変わることもあり、栄養バランスが偏りやすくなる場合があります。
その結果、食事量は足りていても、身体の中でうまく活用されず、冷えや疲れやすさといった不調につながることもあるようです。
2.栄養を「使える形」に変える、代謝を支える栄養素
栄養の代謝を支えているのが、ビタミンB群を中心とした栄養素です。
糖質・脂質・たんぱく質は、ビタミンB群が補酵素として関わることで、体内でエネルギーとして利用されます。
特にビタミンB6は、たんぱく質の代謝に関与している栄養素のひとつです。
不足すると、体内での栄養利用がスムーズに進みにくくなり、だるさなどの不調を感じる可能性があります。
冬の体調管理では、栄養を「どれだけ摂るか」と同じくらい、組み合わせを意識することも大切です。
3.冬の食卓で意識したい、舞茸を取り入れる工夫
舞茸は、ビタミンB群を含むきのこのひとつです。
日々の食事の中で、栄養バランスを整える食材として取り入れやすい特徴があります。
また、食物繊維も含まれており、献立全体を整える点でも役立ちます。
大根や油揚げ、みそなどの身近な食材と組み合わせることで、手軽に栄養バランスを意識した一杯に。
冬こそ、食べたものを「ため込む」のではなく、身体の中で無理なく使える状態を意識した食事を心がけたいですね。
大根と舞茸と油揚げのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
大根⋯⋯120g
舞茸……1パック
油揚げ⋯⋯1枚
小ねぎ(小口切り)⋯⋯1本
作り方
1 大根は皮を剥いて食べやすい大きさに、油揚げは一口大にする。
2 鍋にだし汁と1の大根を入れて中火にかける。

3 手で割いた舞茸と1の油揚げを加え、沸騰したら火を弱めて煮る。

4 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

5 器に盛って小ねぎをかけたらできあがり。




