「話が長い人」にどう対応する?スパイに学ぶ“角が立たない会話の切り上げ方”

家族・人間関係

stock.adobe.com

2026.01.24

ママ友や職場の同僚との世間話が長引き、本題に入りたいのに入れず、もどかしさを感じたことはありますか? そんなときに役立つのが、スパイ対策のプロが実践しているコミュニケーション術です。テレビドラマ『VIVANT』では公安監修として作品に携わった、元警視庁外事課の勝丸円覚さんの著書『スパイに学ぶ「あざとい」会話術 ビジネスに役立つ諜報員の言葉の魔法』より、相手を不快にさせない長話の切り上げ方を紹介します。

広告

教えてくれたのは……勝丸 円覚さん

元警視庁外事課。本名不詳。
1990年代半ばに警視庁に入庁し、2000年代はじめから公安・外事分野で経験を積む。某国大使館への出向などを経て数年前に退職し、現在はセキュリティコンサルタントとして国内外で活動を行う。TBS系ドラマ『VIVANT』では公安監修を担当。

書影

『スパイに学ぶ「あざとい」会話術 ビジネスに役立つ諜報員の言葉の魔法』
著者:勝丸 円覚
価格:1,540円(税込)
発行所:講談社

早く話を切り上げたい……!

学校の保護者会で「あ、そろそろ本題に入らなきゃ」と思いつつも、ママ友の勢いに押されて話を遮れない。会議が始まって15分経っても上司の世間話が止まらない……など、時計をチラチラ見ても気づいてもらえず、困った経験はありませんか?

困っている女性出典:stock.adobe.com

早く話を切り上げたくても、途中で遮ったら角が立つのではないかと思うと心配で、対応に悩んでしまいますよね。こうした場面で役に立つのが、スパイ対策のプロたちが使う「対人コントロール術」です。第一線で活躍してきた元警視庁外事課の勝丸円覚さんは、どのような会話術を使っていたのでしょうか?

広告

相手の話を否定せず「肯定」から入る

勝丸さんによると、話を遮るときに特に意識すべきは、「タイミング」「言葉選び」「非言語の使い方」と言います。適切な例として紹介されているのが、次のような話の遮り方です。

会話する女性出典:stock.adobe.com

A:「それでね、先週のことなんだけれど、実は……(話が長く続く)」
相手がひと息ついたところですかさず
B:「すごく興味深いお話ですね。その中で1つ気になったんですが、先ほど触れていた〇〇について、もっと詳しく話したいんです」
A:「あっ、〇〇ですか?」
B:「そうなんです。実はその点を具体的にお聞きしたくて」

ポイントは、相手の話を否定せず「肯定」から入ること。相手の感情が高ぶっているときを避け、話題がひと区切りした瞬間を狙って切り出すといいそうです。

アフターフォローも忘れずに

会話する女性出典:stock.adobe.com

相手の長話を遮るのは、とてもデリケートな行為です。やり方によっては相手の気分を害し、ときには怒らせてしまうこともあるので、話を遮ったあとは必ずアフターフォローをするといいと勝丸さんはアドバイスしています。

勝丸さんおすすめのアフターフォローが、「相手の話を評価するひと言を必ず添えること」。たとえば話を遮った後に「先ほどの話、とても参考になりました。後ほどもう少し詳しく聞かせてください」などと伝えると、相手との関係性が維持しやすいそうです。ママ友や同僚・上司の長話に困ったとき、勝丸さんの会話術を、日常のコミュニケーションに取り入れてみてください。

広告
saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る