1.不溶性と水溶性、2つの食物繊維の役割
食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種類があります。
不溶性食物繊維は便のかさを増やして腸を刺激し、排出を促す働きがあります。
一方、水溶性食物繊維は腸内でゲル状になり、主に善玉菌のエサとなって、腸内環境を整える働きがあります。
どちらか一方ではなく、バランスよく摂ることが、スムーズな腸の働きには欠かせません。
2.海藻に豊富な水溶性食物繊維
めかぶをはじめとする海藻類には、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
特有のぬめり成分は、善玉菌の働きをサポートし、腸内フローラのバランスを整える効果が期待されます。
また、食後の血糖値の上昇を緩やかにする点もメリットのひとつ。
日々の食事に取り入れやすいのも特徴です。
3.春キャベツのやさしい不溶性食物繊維
春キャベツは葉がやわらかく、水分が多くみずみずしいのが特徴で、含まれる不溶性食物繊維は、腸をやさしく刺激しながら便通をサポートします。
ビタミン類も含まれており、体調管理にも役立つ食材です。
めかぶと組み合わせることで、水溶性・不溶性の両方をバランスよく摂ることができます。
こうした食材を組み合わせたみそ汁は、腸内環境を意識したメニューのひとつです。
日々の食事から体調を整える習慣づくりに役立ててみてください。
参考資料:食物繊維の分類と特性
春キャベツとめかぶのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
春キャベツ⋯⋯90g
めかぶ……60g
作り方
1 春キャベツは水で洗って食べやすい大きさに切る。
2 鍋にだし汁と1の春キャベツを入れて中火にかける。

3 沸騰したら火を弱めて煮る。
4 全体が温まったら火を止めてみそを溶き入れ、めかぶを加えて混ぜる。

5 器に盛ったらできあがり。




