やればやるほど幸せが遠ざかる「不幸せになる習慣」

カルチャー

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2026.04.06

「もっと幸せになりたい」と思うとき、私たちはつい何かを足そうとします。 新しいことを始めたり、もっと頑張ろうとしたり。 でも、ふとしたときに「なんだか満たされないな」と感じるとしたら、それは知らないうちに続けている「自分をちょっと苦しくする習慣」が影響しているのかもしれません。 今回は、私たちがつい続けてしまいがちな「不幸せになる習慣」と、その手放し方を考えてみましょう。

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1.他人と比べて自分を評価する習慣

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「あの人はうまくいっているのに、私は……」
SNSや日常の中で、そんなふうに誰かと自分を比べてしまうこと、きっと誰にだってありますよね。

じつは、他人と自分を比べることが増えるほど、幸福度は下がりやすくなってしまいます。とはいえ「比べないように」と思うと、かえって苦しくなることも。だからまずは「今、比べてるな」と気づくこと。

そして、こう問いかけてみてください。「私は本当は、どうありたい?」
外側の基準ではなく、自分の内側の「こうありたい」に沿った選択ができるほど、満たされ感は増していきます。

2.「まだ足りない」と思い続ける習慣

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もっと頑張らなきゃ。
もっとちゃんとしなきゃ。
40代は積み重ねてきたものがある一方で、「まだ足りない」と感じやすい時期かもしれません。ですが、「すでにあるものに目を向けること」が心の安定や幸福感につながることは、さまざまな研究でも示されています。

と言っても、無理やりポジティブにしなくても大丈夫。たとえば一日の終わりに、「今日、なんとかやれたこと」を一つ思い出してみませんか。「ちゃんとやれた」ではなく、「なんとかやれた」で十分です。

「できていないこと」ではなく、「すでにあるもの」に目を向けてみる。そんな習慣が幸福度へとつながっていきます。

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3.感情を抑え込む習慣

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「こんなことで落ち込んじゃダメ」
「大人なんだから我慢しなきゃ」
そうやって感情を抑え込むことが、実はストレスを増やし、幸福度を下げることがわかっています。

感情は、感じきることで自然に流れていくもの。逆に抑え込もうとするほど、心に残り続けます。ここで大切なのは、「感情=行動ではない」と知ること。

イライラしてもいい。悲しくてもいい。ただ、その感情を誰かにぶつける必要はありません。
「今、私はこう感じているんだな」と静かに認めるだけで、心はホッとゆるみ、振り回されにくくなっていきます。

湧いてくる感情を否定しないこと。自分の感情と仲良くなることは、幸福度を高めるために欠かせないポイントです。

「不幸せになる習慣」を手放そう

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どんなに素晴らしいものを手に入れたとしても、それを味わえる心がなければ、幸福感は得にくいものです。

「不幸せになる習慣」を手放すということは、自分のまわりにあるたくさんの「幸せ」をしっかりキャッチできる心を育てていくこと。安心して、ゆるんだ心で、幸福感をたっぷりと味わっていきたいですね。

もし今日、ひとつだけやめてみるとしたら、あなたはどんな習慣を手放しますか?

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著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

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