シャッターを押すように時間を切り取る「スタイルノート」【書いてみるとちょっといい】

カルチャー

2026.05.14

書くことが、毎日続かなくても。 何を書いたらいいかわからなくても。 それでも、お気に入りの手帳やノートを開いてみると、 さまざまな「役割」で走り続けている自分が、ひとつにもどる感覚を覚える。 書くことは、ココロのチューニング。 昨日のご飯、今日のお天気、明日の予定……毎日じゃなくても、書いてみるとちょっといいかも。 日々を時系列で追うのではなく、テーマごとに切り取って残していく。 そんな発想の「スタイルノート」をご存じだろうか?

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「テーマでノートを選ぶ」という発想

スタイルノート

手帳やノートを「どう書くか」「何に使うか」を考えるのは、その習慣がまだ無い人にとっては、少しハードルが高い。

LACONICの「スタイルノート」シリーズは、あらかじめテーマが設定されているから、初心者でも気軽に手に取ることができるのも魅力だ。
仕事・プライベートを問わず、さまざまなシーンに対応可能なラインナップで、B6サイズは385円 A5サイズは396円(それぞれ税込)というプチプラなのもウレシイ。

ラコニック出典:laconic-generalstore.jp

ビジネス向けにはA5サイズで議事録用の「Meeting」やタスク管理に便利な「To Do」など、用途に応じたフォーマットが揃っている。

ページは方眼や罫線、白紙の完全放任主義ではなく、あっさり風味のガイド付き。
書き方に迷いすぎず、それでいて縛られない。そのバランスがちょうどいい。

Meeting出典:laconic-generalstore.jp

もちろん、自由出席性の日付フリー。

今回紹介するのは、B6サイズから「onsen」と「haiku」。
どちらもまるでシャッターを押すように、日々を1ショットで切り取る軽やかさが魅力だ。

「onsen」サウナーや銭湯好きにもこの1冊

onsen出典:laconic-generalstore.jp

「onsen」は、温泉やサウナの記録ノート——と聞くと少しニッチに思えるけれど、実際にページを開くと印象が変わる。旅のガイドブックを作るためのワークシートのようで胸が躍るのだ。

自らが公式温泉ミシュランガイドスタッフ(そんなものがあるのかどうかは、文字通り『知らんけど』)になったかのような錯覚、いや妄想を堪能できる1冊だ。

onsen出典:laconic-generalstore.jp

訪れた場所やルートだけでなく、シャトルバスの有無やパーキングの情報までを書き込める細かさ。正直、「そこまでいる?」と思う項目もある。でも、その過剰さこそが書き手の熱量を上げてくれる。

温泉好きな人には旅好き、お出かけ好き、そしてキャンプ好きが多いそうだから、そういう視点から細かい設計がされていると聞いて、なるほどと腑に落ちた。

さらに、日本地図にチェックを入れていくページもあって、使い方は温泉に限らない。旅の記録として使うのもよさそうだ。

スタイルノート

それに加えて興味深いのが、5角形のレーダーチャートを自由に設定できるところ。

「泉質」とかだと銭湯には使いにくいし、「サウナの種類」「水風呂の温度」というのもシンプルなお風呂好きとしては敷居が高い。

ところが、この「onsen」のページでは、訪れた温泉や銭湯、サウナに合わせて、その都度項目を変えられる。
つまり、それぞれに優劣をつけずに「ああ、楽しかったな」という思い出がほんわかと残る。
そう、SNSでよく見かける「評価」ではなく、シンプルな「楽しいお風呂日記」が「スタイルノート onsen」だ。

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短歌もどうぞ「haiku」でどうぞ

haiku出典:laconic-generalstore.jp

「haiku」は、俳句や川柳のためのノート——そして短歌も楽しめる。

縦書きのマスに、ふと思いついた言葉を置いてみよう。そう、単語でもいい。
その周りには、テーマや思いついた瞬間を書き留められる心憎い余白があり、イラストやデコを楽しむにも良さそう。最初から完成された一句を仕上げるというよりも、考えながら整えていくための構造だ。

上部に思いついた時のロケーションやテーマも記入できるから、日々のログを俳句や短歌のリズムで残していくのもいい。

ところで2026年、俳句を嗜むひとは、どれくらいいるんだろう……
数ある候補の中から「haiku」が選ばれた理由が「面白いから」だと聞いたとき、この軽やかさが個性あふれるコンテンツ生むのだと確信した。他社にはないLACONICの強みだと言える。

スタイルノート

「才能アリ」な作品を作るというより、
「五、七、五」や「五、七、五、七、七」というリズムと戯れたくなる。
——そんな衝動を引き出すツールが「haiku」だ。

表紙の色味も和の落ち着きではなく、スパッと軽やかでカジュアル。
江戸時代に生まれた俳句と令和の人々との距離を、このスタイルノートが近づけてくれる。

実際、若い人が手に取って、「おばあちゃんに」と買っていくこともあるらしい。
ニッチだけどフレンドリー……そんな広がり方も、またLACONICの「気取らないけどカッコいい」魅力だ。

■LACONIC Ⓡ OFFICIAL SITE:https://www.laconic.co.jp/
■STYLE NOTEBOOK Series/スタイルノート・シリーズ
 https://laconic-generalstore.jp/?mode=cate&cbid=2767416&csid=0

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター・インタビュアー歴20年以上。媒体を問わず取材執筆を行う。現在では自身の主食「チョコレート」や時間やタスク管理だけではなくココロを整える「手帳」、軽やかに生きるための「自分と向き合う方法」、シゴデキ女子や店舗の「密着取材」などをライフワークとして行う。

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