青森の「スキータオル」は汗をすばやく吸う知恵だった
私の地元・青森県では、冬の体育でスキー授業を行う学校も多くあります。
そんな日に使われるのが、地元で「スキータオル」と呼ばれるタオル型のインナーアイテムです。肌着の内側に仕込んでおき、汗をかいたあとに首元から引き抜くことで、汗を吸ったタオルや手ぬぐいだけを取り出せる仕組みになっています。
使うときは、素肌の上からかぶります。

上から下着や肌着を重ねます。ここではショートキャミを重ねてみました。

上からトップスを重ねます。

トップスの首元の形によって、スキータオルが見えそうな場合は、肩の部分の縫い目を小さくして、首元にゆとりが出るように着ると見えにくくなります。
着替えはかんたん。服をぬがずに、首もとから布を引き出します。

後ろも同じように引き出して、頭からぬぐだけ。着替えずにインナーだけ取り出すことができます。

服を全部着替えなくても、汗の不快感を軽減できるのが大きなメリットです。学校生活における実用的な知恵だと感じました。
「夏こそ便利かも」と思い、100均素材で自作してみた
このスキータオル、「夏にも使えるのでは?」と思い、自作したものなんです。
使ったのは、100均で購入した冷感はぎれ2枚。48×48cmです。

身長156cmの私が身につけると、お腹が隠れて、スカートなどの中に入れ込めるサイズ感です。

スキータオルの作り方
作り方はとてもかんたん。手縫いでもできますし、ミシンがあれば1分もかからず作れます。
布を表が内側にくるように重ねます。

左右の両端をほんの少しだけ縫うだけで完成。

スポーツで使うゼッケンのような形になります。
私は3cmほど縫ってみました。

ポイントは、縫う部分を少なくすること。首もとが開いた服でも目立ちにくくなります。
このままでも十分使えます。強度をアップさせたい場合は、ひっくり返したあとに、首周りを内側に折り込んでからぐるりと縫うのがおすすめ。
実際に使ってみると、汗をかいたあとも服の内側がベタつきにくい。首元から引き抜く瞬間に、一気に肌がさらっと軽くなるのがかなり快適です。タオル感覚で洗えるので、夏の着替えストレスも減った気がします。
なお、縫い目がほつれないように、洗濯時はネットを使っています。
「寒い地域の工夫」が、意外と夏の暮らしにも役立つ。そんな発見がおもしろく感じています。かんたんに量産できるので、ぜひ試してみてください。
