1.「ちゃんとしていないと価値がない」

ちゃんと役に立たなきゃ。ちゃんと返事しなきゃ。期待に応えなきゃ。失敗しちゃダメ。心が疲れやすい人ほど、「ちゃんとしなきゃ」をたくさん抱えています。
もちろん、「ちゃんとしたい」と思う気持ちは悪いものではありません。でもその奥に「できない私は価値がない」という感覚があると、ずっと気を張り続けることになります。心が疲れにくい人はできる自分だけではなく、休みが必要な自分や、期待通りにできない不器用な自分も少しずつ許しているのです。
2.「嫌われたら終わり」

断ったら嫌われるかもしれない。本音を言ったら困らせるかもしれない。そんな不安から、つい相手に合わせすぎてしまうことがあります。でもよく考えてみれば“誰にも嫌われずに生きること”は、不可能です。
心が疲れにくい人は、相手の反応まで全部コントロールしようとはしません。「相手の気持ちは相手のもの」という感覚を持っているのです。
3.「迷惑をかけてはいけない」

迷惑をかけちゃいけない。自分でなんとかしなきゃ。そう思っていると、限界まで一人で頑張り続けてしまいます。でも私たちは、お互いに助け合いながら生きています。
心が疲れにくい人は“頼ること”を自分に許しています。「助けて」と言えることも大切な力のひとつなのです。
4.「問題がなくなれば幸せになれる」

不安がなくなったら。悩みが解決したら。もっとちゃんとできるようになったら。その時、やっと幸せになれる。実は、こうした考えも、心を疲れさせてしまう思い込みのひとつです。
人生は、問題がゼロになることのほうが少ないもの。だからこそ大切なのは、「問題があっても、自分を幸せにしてあげる」という視点なのかもしれません。不安があっても、ゆっくりと美味しいお茶を飲む。悩みがあっても、好きな音楽を聴く。
そんなふうに、完璧じゃなくても今日を生きている自分を認め、大切にしていくことが心を疲れにくくするコツなのです。
いかがでしたか? 私たちの心の中には、他にもさまざまな思い込みがあります。心が「疲れたな」と感じたら、自分をしんどくさせている思い込みに気づいて、ゆるめる練習をしてみてくださいね。
