焼いた「鶏むね肉」にトマトときゅうりを入れてめんつゆに漬けるだけ。“トマトのチキンマリネ”レシピ

料理・グルメ

2022.08.18 更新

焼いた鶏むね肉をトマトと一緒にめんつゆに漬けておくだけ! 冷蔵庫から出したらそのまま食べられる、ボリュームたっぷりのおかずのできあがり。トマトとめんつゆのうまみがチキンにしみこみ、食欲がない日にもじゅわっとおいしく食べられます。

広告

低脂肪、高タンパクでダイエットにも大人気の鶏むね肉。豊富に含まれるイミダペプチドという成分のおかげで疲労回復効果が高く、暑くて疲れやすいこの季節にぴったりな食材なんです。

加熱時にかたくならないよう、しっかりと粉をつけて火を通しすぎないように焼いてから、うまみたっぷりのトマトと絡めてつけておけば、かんたんでボリュームある一品に。トマトの甘味と水分で、食欲が落ち気味のときにもさっぱり美味しく食べられます。

めんつゆに漬けるだけ! チキンのトマトマリネ

材料(2人分) 冷蔵保存4日・調理時間15分




・鶏ムネ肉……1枚

<下味>
・塩……少々
・こしょう……少々
・小麦粉……大さじ2サンプルイメージ

<マリネ材料>
トマト……3個
きゅうり……1本
麺つゆ……大さじ2
水……大さじ2

作り方

1  鶏肉は薄めのそぎ切りにする。表面に軽く塩、こしょうをふり、薄力粉をまぶす。
※ 鶏肉むね肉1枚(約300g)で、26cmのフライパンにちょうど広げられるくらいの量になります。


2  フライパンに油を熱し、1を広げて片面2分ずつ焼く。


3  トマトは6〜8つ割り、きゅうりは斜め薄切りにする。


4  ボウルに2と3を入れ、麺つゆと水を入れて全体をよくなじませる。
サンプルイメージサンプルイメージサンプルイメージサンプルイメージ

焼くとこっくり、レンチンでさっぱり

粉をつけて肉を焼くことで、肉の水分をしっかりとじこめて柔らかく仕上がります。
唐揚げ的なボリュームも出るうえ、トマトと麺つゆのうまみをしっかりと吸い込んで鶏肉がより美味しくなるので粉づけはマスト!

サンプルイメージ

・カロリーが気になる
・手早くレンジで仕上げたい

という場合には、そぎ切りにした鶏むね肉に塩、こしょう少々と酒(小さじ1)をもみこんで耐熱皿に並べ、ラップをかけて600Wの電子レンジで3分加熱して3分余熱でおいてください。さっぱりとサラダっぽく仕上がります。

温かいままでも、冷たく冷やしても

トマトのうまみ成分であるグルタミン酸は、めんつゆ(かつおだし)のうまみ成分のイノシン酸と一緒になるとうまみが倍増! だからとてもかんたんなのに、うまみたっぷりに仕上がるのです。

鶏むね肉は脂肪分が少ないため、冷蔵保存しても味が落ちづらいので作りおきにもぴったり。トマトのうまみとなじんで、時間をおくとさらに美味しくなります。作ってすぐの温かいチキンはメイン料理としても美味しいですし、冷蔵庫で冷やした味がしみこんだチキンは、ワインのおつまみや麺のつけつゆとしても楽しめますよ。

広告

著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る