泥を流すのはNGだった!「里芋」を1ヶ月おいしいまま保存する方法。

料理・グルメ

2023.02.21

こんにちは、スーパーの青果部で10年働く青髪のテツです。 まだまだ寒く、里芋がおいしい季節ですね。 この時期よく売れる里芋ですが「土物野菜だから長期間保存しても大丈夫」と思って冷蔵庫で眠らせていると、すぐに傷んでしまいます。 実は、里芋は玉ねぎやじゃがいものように長期保存できません。むしろ傷みやすい野菜なので、保存方法を間違えるとすぐに傷んで使えなくなってしまいます。 お客様からも「冷蔵庫に入れていたけど気がついたら傷んでいた」とか「買ってすぐ料理に使おうと思い袋を開けたら何個か傷んでいた」という話はよく聞きます。 里芋に関わらず、野菜はそれぞれ最適な保存方法を知って実践することで、ものによっては数倍長持ちします。 そこで今回は八百屋歴10年目の私が里芋を長持ちさせる保存方法を紹介していきます。

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里芋は寒さと乾燥対策をして保存するべし

里芋

里芋は寒さと乾燥対策をしてから保存しましょう。その方がかなり長持ちします。

常温保存の手順は以下の通りです。

1. ダンボールやカゴに新聞紙やペーパーを敷き詰める
2. 里芋は洗わず泥付きのままダンボールの中に入れる
3. 新聞紙やペーパーを被せる
4. 直射日光のあたらない冷暗所で保存する

保存期間は約2週間程度です。
ただし、保存期間は目安ですので、なるべく早めに食べきりましょう。

里芋は寒さに弱く、最適保存温度は10〜25℃と言われています。なので基本的には常温の冷暗所で保存がベストです。夏場や暖房で室温が高いようであれば、野菜室でも大丈夫です。
野菜室に入れる場合は新聞紙やペーパーでくるんで、保存袋に入れてから野菜室に入れましょう。

また里芋は冷凍保存も可能です。
冷凍保存の手順は以下。
1. 里芋をよく洗う

2. 皮を剥く

3. 輪切りにする

4. 保存袋に入れる

5. 冷凍庫に入れる

保存期間はおよそ1か月ですが、家庭の冷凍庫は業者の冷凍庫と違い開けしめが頻繁に行われるので傷んでしまう可能性があります。冷凍だからと油断せずに早めに食べきりましょう。

冷凍した里芋を料理に使う際は、解凍をせず、凍ったまま調理することで食感が失われにくくなります。そのまま煮物にしたり、汁物に入れましょう。里芋里芋里芋里芋

正しい保存方法で最後まで里芋をおいしく食べて

今回は里芋の保存方法を紹介しました。

正しい保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながり、社会問題になっているフードロスを削減することにも繋がります。ぜひ里芋を買ったときは今回の方法を試してみてくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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