キャンプ料理でへとへと…にならない!キャンプ歴20年超の筆者が実践する「手抜きキャンプご飯」を直伝

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 キャンプ歴20年超の筆者が実践する「手抜きキャンプご飯」を直伝

2023.04.21

間もなく始まるゴールデンウィーク。キャンプ人気が高まる今、「今年こそ家族でキャンプデビューしたい」と考えている方も多いのでは。しかし、現地での遊びを兼ねた子連れキャンプでは「遊びと料理のどちらもしっかり」とは、なかなかうまくいかないものです。特に初心者キャンパーの方はテント設営などにも時間がかかるため、料理はできるだけ手抜きをすることをおすすめします。そこで、キャンプ歴20年超の筆者が実践している「手抜きキャンプご飯」をご紹介します。

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もくじ

手抜きキャンプご飯のポイント
材料は自宅で事前に切る
お肉は冷凍する
便利なものをどんどん利用する
頑張りすぎない「手抜きキャンプご飯」でリラックスタイムを確保

手抜きキャンプご飯のポイント

材料は自宅で事前に切る

カレーライスは調理が簡単なうえワンプレートで完成するので、キャンプで作る料理としても人気ですよね。
筆者も「遊び重視の旅」や、「移動しながらのキャンプ初日」にはよくカレーを作ります。
そしてその際には、自宅で食材の下ごしらえをしたものをキャンプに持参します。

カレーの材料の野菜は全て自宅でカットして、真空パックに入れたものをクーラーバッグで持ち歩きます。
真空パックにするための器具は、百均でも購入可能。冷凍保存ができて、専用の「食品圧縮袋」のサイズが豊富なセリアのものがイチオシです!
カレー用にカット済みの野菜はスーパーでも売っているので、そちらを利用するのもいいですね。
最近では、「ゴミは各自持ち帰り」というキャンプ場も増えてきているので、持ち帰る生ごみを減らせるというメリットもあります。

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お肉は冷凍する

カレー用のお肉も野菜と同じように真空パックにしますが、こちらは冷凍庫でしっかり凍らせておきます。

凍らせておけば長時間の持ち運びでも安心なうえ、お肉自身が保冷剤の代わりになるんですよ。
カレー用のブロック肉は火が通るのに時間がかかるので、筆者の家ではキャンプで作るカレーにはこま切れ肉を使います。
キャンプ場では食中毒防止のため、凍ったままのお肉をカットして調理してくださいね。

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便利なものをどんどん利用する

お米は「無洗米」を使うと、洗う手間を省くことができます。

キャンプ場によっては、割り当てられたサイトから炊事場がかなり遠い場合もあります。
お米の入ったザルやお鍋を持って行き来する負担を考えると、自分のサイトから動かずにお米を炊けるのはかなり便利!
ミネラルウォーターのペットボトルもいっしょに持参すれば、自分のサイトから移動ナシでご飯を炊くことができてラクな上に、時短にもなりますよ。

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冷凍枝豆」は、キャンプに持参するのにおすすめの食材です。

冷凍食品コーナーにある枝豆はそれ自体が保冷剤代わりにもなり、食べるころにはちょうどよい解凍状態に。
調理せずにそのまま食べることができ、大人はお酒のおつまみに、子どもにはおやつにと我が家でも好評なので、毎回忘れずに持参します。
野菜不足になりがちなキャンプで、野菜が摂れるのもうれしいですね。

さらに、魚肉ソーセージやチーズなどの「おつまみにも、子どものおやつにもなる食材」もいくつか買っていくと、調理せずにすぐに食べられて便利ですよ。

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頑張りすぎない「手抜きキャンプご飯」でリラックスタイムを確保

大自然のおいしい空気のなかで食べると、普段より食欲が増すことがあります。
料理が余ってしまうと困るので作りすぎには注意したいところですが、「食べるものが足りない」となってしまうのも困りますね。
夜になってからキャンプ場を出て買い出しに行くのは、難しい場合が多いです。

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慣れない調理器具で食材を焦がしてしまい、「料理が一品減ってしまった……」なんていう事態にも備えて、お菓子の他にもすぐに食べられるスティックパンなども持っていくと安心ですよ。

要冷蔵の食材が余ってしまった場合には、翌朝スーパーやコンビニでブロック氷を購入してクーラーバッグにいっしょに入れておくと、帰宅まで傷ませずに持ち帰ることができます。

また、もし現地でチェックインまで時間があったら、ぜひキャンプ場近くのスーパーを覗いてみてください。
海の近くなら魚介類、高原なら牧場の肉加工品など、現地のスーパーにはその土地の新鮮なものが揃っている場合が多いです。
特産品を使用したお惣菜や、焼くだけで食べられるおいしい魚やソーセージなどを買って持っていくのも楽しいですよ!

せっかく自然に癒されにいったのに、頑張りすぎて疲れてしまっては本末転倒。
キャンプご飯は適度な手抜きや時短でリラックスタイムを確保し、キャンプも遊びもゆっくり楽しんでくださいね。

 

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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