ヘアスタイリングを担当してくれたのは……
(左)Hair Make up artist 森山友理子/MORIY氏。美容師からKAMATA Make Up School(旧Shu uemura Make Up School)講師として7年を経て日本、アジア圏でのメイクアップアーティストの育成、セルフメイクアップレクチャーを行う。2万人以上の女性へのメイクアップ実績があり、一般向けのセルフメイクレッスンの他、美容業界でのメイク講座、アーティストのヘアメイクでも活躍中。
(右)美容師デザインカットアカデミーコーチ(DCA)、毛髪診断士、ヘアセラピストの佐藤 誠治氏。美容皮膚科ロナロナクリニックと一体化したトータルヘアサロン ロナロナヘアサロン所属(新橋)。皮膚の頭頂からケアすることで髪の美しさからお顔の美しさまでをトータル提案。オートクチュールヘアカットを得意とする。
ヘアスタイリング前のえりさん
<えりさんのヘアスタイルのお悩み>
- パサつきがある
- ツヤがない
- くせ毛
- 巻き髪にしてもすぐとれてしまう
簡単垢抜けヘアアレンジ
STEP1.事前に髪を内側に巻いてからヘアセットするとGOOD!
<ポイント>
- セット前にバームをつけて揉み込むと、ボブのような短めの長さでも横からポロポロ髪の毛が落ちにくくなる
STEP2.好みの量のおくれ毛(耳横)を出しておく
STEP3.耳横から毛束を2つ作り、時計回しに2本をクルクルねじる
STEP4.ねじり上げた2つの束を、時計回しとは逆まわしに交互にねじってひとつの束にする
STEP5.ねじった表面を指先で少量引っぱり出し、崩してから小さなゴムで結ぶ
<ポイント>
- ねじった根元は広げない
- 分け目が見えないよう、中央の髪は写真のように後ろに流す
- ツイストした毛束や表面の髪を引き出す時は、立体感を出すために指先もしくは爪先でつまむように引き出すと綺麗にできる
STEP6.2つの束を中央で合わせてゴムで結ぶ
<ポイント>
- このタイミングでツイストのゴムは外してOK
- ゴムが丸見えだとカッコ悪いので、飾りをつけてゴムを隠す
完成
ボブのように短めの長さの場合、セットしても崩れやすくなってしまうので、オイルではなくバームを使うといいそうです。えりさんの悩みでもあるパサつき防止にもなります。
ロナロナ佐藤さん「オイルは毛髪表面にコートされるため、毛と毛がサラサラとし絡みにくく、おさえた髪が落ちてきやすくなります。バームは粘性があり、毛と毛がくっつきやすくなるため、髪をまとめて型崩れしやすい方はバームやヘアクリームなどの粘性のあるものをおすすめします。」
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くせ毛を活かしながらふんわり柔らかく華やかな印象になりましたね! 次回のボブヘアアレンジでは<一つ結び編>をご紹介します。お楽しみに!