麦わら帽子のお手入れ方法
基本的にほとんどの麦わら帽子は、水洗いできません。
ニオイ・汗の汚れが気になるときは、滑り(内側の汗止めテープ)の部分をお手入れしましょう。
まずは素材を確認
麦わら帽子には「天然素材」「紙素材」「ビニール素材」の3種類の素材があります。
お手入れ前に、素材と洗濯表示のタグを確認しましょう。
■準備するもの
- おしゃれ着用洗剤
- タオル
- 洗面器
- ゴム手袋
1.おしゃれ着用洗剤洗剤を手洗い用の濃度に薄め、タオルを浸す
2.タオルを固く絞り、滑り(内側の汗止めテープ)の部分をトントンと叩きながら拭く
3.洗剤をすすぎ、綺麗な水を絞ったタオルで、滑りを清め拭き
4.麦わら帽子全体も優しく拭く
5.乾いたタオルでやさしく水気を取る
※子ども用麦わら帽子の顎紐部分が汚れている場合も、同様に中性洗剤で叩き拭き、清めます。
6.風通しの良い場所で、平干し&陰干しし、しっかり乾かす
綺麗に保つためのポイント
ブラッシングで埃を落とす
日常的なお手入れとして、洋服ブラシなどでやさしくブラッシングをし、埃を落としすようにすると、綺麗な状態を保つことができます。
強い力をかけると変形・痛みの原因となるので優しくかけましょう。
水濡れに注意
天然素材と紙素材は水濡れ厳禁です。
雨に濡れてしまった時は、素早くタオルで水けを拭き取り、陰干しで乾かしましょう。
(雨が降ってきた場合、麦わら帽子を外すのがおすすめです)
濡れたまま放置すると、型崩れやカビの原因となります。
ドライヤーを使って一気に乾かすと変形や痛みの原因となってしまいますので、注意しましょう。
消臭・除菌スプレーを使う際は要注意
ニオイが気になるからといって、表面全体に消臭・除菌スプレーをかけるのは避けましょう。
変色の原因となる可能性があります。
基本的には、滑り部分を叩き拭くのがおすすめですが、どうしても気になる場合は帽子の内側に少量スプレーします。
オフシーズンは通気性よく保管
長期間保管する際は、直射日光が当たらず、湿度の良い場所で、箱や紙袋など通気性の良いものの中に入れ、保管します。
横にすると型崩れの原因となるので、置き場所にも注意しましょう。
絶対に型崩れを防ぎたい場合、帽子を保管するための専用箱も販売されています。
汗などの湿気がある状態で長期保管すると、カビの原因となるので、よく乾かしてから保管します。
こまめにお手入れして、キレイをキープ
麦わら帽子の滑り部分は、汗・皮脂やメイクなどの汚れが蓄積しやすい場所です。
丸洗いすることが出来ないからこそ、こまめにお手入れをして、お気に入りを長くキレイに保ちましょう!