「時間の浪費」だけじゃない。SNSで浪費してしまう“大切なモノ”

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2023.10.03

日々SNSを活用しており、情報収集や友人との交流にはSNSが欠かせないという人は多いでしょう。しかし、他人が楽しそうに旅行をしたり、新しい服を買ったりしているのを見ると、自分もそうしたいという願望がうまれ、実はお金を浪費してしまっているということはありませんか? 今回は「SNSが及ぼすお金への影響」についてご紹介します。

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そももそも、なぜSNSをするの?

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SNSを利用する目的は、人によって異なります。

自分が好きなものや好きなことについて情報発信をしたい人、同じ趣味を持つ人と交流を持ちたい人、興味があることについて情報収集をしたい人など人それぞれ。

SNSを活用したビジネスも盛んですね。自社製品をSNSの広告で発信している企業や、企業から広告収入を受け取りながら、ある特定商品についての情報を発信する利用者がいたりと、SNSをビジネスに活用しているケースも多くあります。

SNSのデメリット

情報収集をしたり、他の人と交流したりと、生活を豊かにしてくれるSNSですが、メリットばかりではありません。SNSのデメリットには、以下のようなお金に関わるトラブルやお金を浪費してしまうケースもあるのです。

1.他人の持っている商品を真似してついつい購入してしまう

2.購入した商品が実物と画像で大きな違いがあった

3.自分をよく見せようと、旅行や持ち物などで見栄を張ってしまう

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SNSで投稿されている画像や動画は、多くの場合編集がされており、商品やサービスがより良く映るような工夫がされています。魅力的に見える商品も多く、服や靴、バックやアクセサリーなど衝動的に購入したくなることも。

しかし実際に商品が届いてみると、思っているものと違った、品質が良くなかったということもあるかもしれません。SNSは直接商品を見ることができないという点に気を付ける必要があります。

さらに自分でもSNSで情報発信をしている場合、自分の持ち物やライフスタイルが少しでも他人から良く見られるよう、見栄を張ってしまうということがあるでしょう。

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ブランドものを身に付けた写真を投稿したり、新作の商品を買って紹介したり。人気のレストランの料理の写真を撮ったりと、知らず知らずのうちに、お金を使ってしまっているケースもあるかもしれません。

SNSでお金と時間を浪費しないために

SNSでお金を浪費しないようにするためには、買い物の原則「無駄なものは購入しない」に立ち返ることが大切です。

人のマネをしたり、見栄を張ったりしてついつい買ってしまったものは、浪費となる可能性があります。自分にとって本当に価値のあるものやサービスかどうかを見極めて、買い物をすることが大切です。

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特に時間があるとついついSNSをチェックしてしまうような人は要注意ですね。お金だけでなく、時間もSNSに使いすぎてしまうと、その分読書をしたり、勉強したりといった自己投資に使う時間や、睡眠時間が削られてしまうケースもあります。

SNSを見る時間は、「朝の通勤時間だけ」「はみがきの時間だけ」など、メリハリをつけて活用するのがおすすめです。

まとめ

現在、多くの人が利用しているSNSですが、お金や時間を使いすぎてしまっている人も多いでしょう。今回ご紹介した内容を参考にしながら、SNSと上手に付き合い、お金と時間を浪費しないような自分のルール作りをしてみてはいかがでしょうか。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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