飲料水は「5年保存」プライベートブランドなら値段も安い
東日本大震災が発生した当時、アクセスがそれほどよくない土地で暮らしていた私が一番困ったのは「水」でした。特に、飲み水の問題は深刻です。
結婚して家族が増えた今、飲料水のストックは生命線。ベルクの5年保存水は1本160円(税込)、6本ケースでも862円(税込)と比較的安く手に入るため、家族分をストックしています。
100均の商品も活用
防災グッズをすべて用意するとなると、それなりの予算が必要です。そこで私は、お手頃な100均の商品も活用しています。
・給水タンク
被災中に自宅で過ごす場合は、水道がストップする前に給水タンクや浴槽にできる限りの水をためておくと安心です。
・ライト
携帯もできるコンパクトな懐中電灯です。LEDなので、小さくてもしっかり照射します。
・使い捨てショーツ
洗濯もできなくなる被災中は、衛生を保つために替えの下着があると便利です。
このほかにも、アルミ素材の簡易ブランケットや簡易トイレ・ホイッスルなど、100均で揃う防災グッズはたくさんあります。
家にあるものを防災グッズに
被災時は、家にあるものが役立つ場面も多くあります。
・食品用ラップ
食器にしけば、ラップを貼り変えるだけ。洗わずに清潔な食器を使えます。
・ウェットシート/おしり拭き
からだを拭いたり、汚れを拭き取ったりするのに重宝します。
・アイラップ
袋状のラップとして使える「アイラップ」は、耐熱・耐冷に優れているため、カセットコンロさえあれば調理道具として使えます。湯せん調理でお米を炊くことも可能です。
このほか、乾電池・新聞紙など、いざというとき役に立つ身近なアイテムはたくさんあります。気持ち多めに備蓄しておくと安心です。
備えを見直してみよう
プライベートブランド・100均・家にあるものを活用すれば、それほどお金をかけなくても最低限の防災グッズがそろいます。いつどこでやってくるか予測できない、「いざ」という日に備えましょう。