ビタミンや食物繊維たっぷり。お正月明けの体がよろこぶ【栄養満点レシピ】

料理・グルメ

 ビタミンや食物繊維たっぷり。お正月明けの体がよろこぶ【栄養満点レシピ】

2024.01.18

さつまいもと鶏肉に、栄養たっぷりのパワフルな食材をプラスすれば、お正月明けの体もすっきり! 順番に入れて調味料を加えて煮るだけなのに、食材の旨み効果で深みのある味わいに仕上がります。

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さつまいも+鶏肉で、美味しく栄養たっぷり 

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秋冬に美味しいさつまいも。特に鶏肉との相性は抜群です。
さつまいもに豊富に含まれるビタミンCは、たんぱく質と組み合わせるとコラーゲン生成力もアップ。

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コラーゲンたっぷりの手羽中リブと合わせれば、それだけで美容効果も高い健康食のできあがり。今回は食材をもうひとつ足して、鶏肉とさつまいもの甘辛煮をさらにパワーアップさせましょう。

体がすっきりする食材は……!?

その食材は「干ししいたけ」。

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干ししいたけには、ビタミンDと食物繊維がたっぷり。
それぞれ、生しいたけから約10倍に増えていると言われます。

さつまいもは食物繊維に加えてビタミンCとビタミンEが豊富に含まれますが、干ししいたけの食物繊維とビタミンD成分を加えるとさらにバランスよく。

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おまけに排出効果のあるカリウムもそれぞれに多く含まれるので、お正月に食べ過ぎて重くなったり、寒さで代謝が悪くなってむくみがちな体から水分や塩分も排出させ、お腹もすっきりさせてくれるという何重もの効果が期待できますよ!

鶏肉とさつまいもの中華風こっくり煮(調理時間 15分)

材料(4人分) 

・さつまいも……大1本(250 g)
・鶏手羽中リブ……300g
・干ししいたけ(または生しいたけ)……4枚

【煮汁】
・酒……大さじ2
・醤油……大さじ2
・みりん……大さじ2
・砂糖……大さじ2
・水……300ml(しいたけの戻し汁を混ぜる)

・油……小さじ2

作り方

1 干ししいたけを水につけて戻し、かたい軸を切る。大きいものは半分に切る。 
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さつまいもは1cm厚さの輪切りに(大きいものは半分に)する。アクですぐに色が変わるので、できれば5分ほど水にさらしましょう。
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2 油を熱したフライパンに鶏肉を皮目から入れ、表面に焼き色をつける。
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3 余分な油をふきとり、煮汁材料を加える。
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4  さつまいもとしいたけを加え、中火で10分煮る。
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干ししいたけの使い方

生しいたけでも代用は可能ですが、干すことによってビタミンDや食物繊維が10倍にも増え旨みも格段にアップ!
ぜひ干ししいたけの凄さと美味しさを味わってみてください。

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水に数時間つけて戻してから使うのが基本ですが、急ぐときには砂糖ひとつまみを加えたぬるま湯につけて。
そうすると、早く戻すことができます。

時短で干ししいたけを使う裏ワザ

本当に時間がないときには、乾燥したままの干ししいたけをさつまいもと一緒に煮てもOK!

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煮上がった段階で、かたい軸を切り落としましょう。やや乱暴な裏ワザですが、干ししいたけを気軽に使えるようになります。

嬉しい栄養効果に加えて干ししいたけには、うまみ成分がたっぷり。

グルタミン酸とグアニル酸がいい働きをしてくれて、ただでさえ美味しい「さつまいも×鶏肉」の組み合わせをもうひといき、深みのある味わいに仕上げてくれます。

お正月の準備の干ししいたけが残っていたらぜひ使ってみてくださいね。

 

 

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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