「運のいい人」が普段自然にやっている“3つの習慣”

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 「運のいい人」が普段自然にやっている“3つの習慣”

2024.02.02

理由はわからないけど、あの人は運がいい。周りにそんな人はいませんか? 実はあなたも運がいい人になれるんです。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんから、「運のいい人がやっている3つの習慣」を教えて頂きましょう。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』(KADOKAWA)がある。

運がいい人の特徴

あなたの周りに、なぜか運がまわってくる人、いませんか? 困ったことがあってもすぐ解決したり、得意なことを仕事にしていたり。またはランチで大盛りサービスにしてもらったり。小さなことから大きなことまで。運がいい人はいるものです。ではそのような人にはどんな特徴があるのか、一緒に見ていきましょう。

1.笑顔でいる

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運がいい人は笑顔が素敵です。

考えてみると、怒ったり困った顔の人には、声をかけにくいし、お近づきになりたいとも思えません。笑顔で過ごすだけで、人のご縁を拡げていることにもなるのです。

嫌なことがあった時も、怒ったり焦ったりするより笑うと、脳内ホルモンのエンドルフィンが出てきます。エンドルフィンはモルヒネよりも効果的に痛みを軽減してくれるホルモンでもあるので、笑顔が癖付けられている人は「ついてない・運が悪い」と考える思考回路を切り替えられるのです。

2.人の幸せを喜ぶ

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自分に余裕がない人は、幸せな人に対して嫉妬心からマイナス感情が出てしまいがちです。しかし運がいい人は人の幸せを喜びながら、脳と未来を正しく構築しています。

なぜなら、他人の幸せをマイナスに捉えてしまうと、自分が幸せになったとき、良くない思いをする人が出ると感じるためです。つまり「幸せ=良くないこと」というイメージが植え付けられるからです。

ですから他人の成功を気持ちよく喜んでいると、成功や幸せは自分にとっても人にとっても良いこと。だからもっと幸せになっていい!とGOサインが出ます。運がいい人は他人の喜びも自分の喜びに変えて、運を大きくすることができるのです。

3.小さなことにも感謝し、口にしている

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感謝には相互作用があり、伝えた人も言われた方も一緒に幸せを感じます。逆に、不満を口にすると自分も相手も不快になります。

「感謝」を研究しているロバートエモンズ教授の研究によると、日常的に感謝をしている人は、免疫力の向上、血圧の低下の他、心理面にはポジティブ感情の高まり、楽天性と幸福感が高まることなどがわかっています。

さらに日常的に感謝をしている人は、孤立感が軽減され逆境の受け止め方が変わり、回復力が早いことがわかっています。幸せを感じながら心も体も、逆境からも早く回復する。「感謝」は最強の方法ですね。

買い物をした時にお店の人へ。家族、友人、同僚など、感謝できることを見つけるところから始めて、ぜひ「ありがとう」と口に出してみてください。

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「運がいい」と心から信じられると、あなたの脳は視点を切り替え、期待通りでない状況になっても良い面を見るように切り替えてくれます。

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