皮脂汚れで雑菌が繁殖…。お手入れを忘れがちなメイクブラシ・スポンジの“正しい洗い方”

心と体

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 皮脂汚れで雑菌が繁殖…。お手入れを忘れがちなメイクブラシ・スポンジの“正しい洗い方”

2024.01.30

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。 肌トラブルやメイクのりが悪いというお悩みは、もしかすると不衛生なメイク道具が原因かもしれません。メイクブラシ・スポンジのお手入れ頻度はどのくらいが適切なのでしょうか。

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不衛生なメイク道具を使うデメリット

不衛生なメイク道具を使うデメリット出典:www.photo-ac.com

直接肌に触れるメイクブラシ・スポンジは、定期的にお手入れし、清潔に保つことが大切です。
不衛生なメイク道具を使用し続けていると、3つのデメリットがあります。

肌トラブルが起こる

メイク道具には、パウダーだけでなく皮脂も付着します。皮脂汚れをエサとし、雑菌が繁殖することで、ニキビなどの肌トラブルの原因となります。

ムラができる

ブラシは、皮脂やパウダーが付着したまま使用し続けると、毛同士がくっついてしまいます。
スポンジは、汚れが溜まると、適切な量を取れなくなります。
この状態でパウダーをつけようとすると、メイクがムラになってしまいます。

化粧品の劣化

メイク道具に付着した皮脂・汗が、パウダーファンデーションに付着し、化粧品自体にも菌が付着します。また、パウダーファンデーションの表面が固まってしまうケーキングが発生します。
お気に入りの化粧品を長く使うためにも、メイク道具は清潔に保ちましょう。

お手入れ頻度はどのくらい?

使用後は毎回お手入れを

メイクブラシは、使用後そのまま戻すのではなく、お手入れしましょう。

  1. ティッシュペーパーを敷き、その上で筆先を丁寧にこすり、パウダー・皮脂を拭きとります
  2. 筆先を指で整えます

メイクパフ・スポンジは毎回洗おう

スポンジは毎回洗おう出典:www.photo-ac.com

メイクパフ・スポンジは、使用後に中性洗剤で毎回洗いましょう。
毎回というと面倒に感じるかもしれませんが、汚れをリセットし蓄積を防ぐ方が、汚れが簡単に落ちます。
メイク汚れは油性汚れなので、弱酸性のハンドソープでは汚れ落ちが不十分です。中性洗剤専用クリーナーを使用しましょう。
面倒な方は使い捨てで清潔に使うのがおすすめです。

メイクブラシの正しい洗い方

メイク道具を洗う頻度出典:www.photo-ac.com

洗う頻度はどのくらい?

メイクブラシは、頻繁に洗いすぎてもブラシの劣化を招きます。月に一度ほど、筆先の汚れが目立ったり、粉のつきが悪くなった時に洗いましょう。
コンシーラーやリップなど、油分の多い化粧品に使うものは、週に1~2度洗います。

用意するもの

  • 中性洗剤
  • ぬるま湯
  • タオル

手順

  1. メイクブラシに洗剤を少量塗布する
  2. ぬるま湯の中で、やさしく振るように洗う
  3. 水を入れ替え、すすぐ
  4. タオルで挟み、優しく水分を移しとる
  5. 形を整えて乾かす

※強い力で洗うとブラシの毛抜けの原因になります
※乾燥時、ドライヤーを使用したり、直射日光の下で天日干しすると、傷みの原因になります

メイク道具の替え時

丁寧にお手入れをしていたとしても、メイク道具は消耗品です。
ゴワゴワしたり、ブラシの毛先が広がり、肌触りが悪くなった時には、買い替えましょう。

寿命が過ぎたメイク道具を使い続けると、肌荒れの原因にもなるので注意が必要です。

メイク道具は毎日使うものなので、清潔をキープし、美肌も目指しましょう!

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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