自己肯定感が低い中学生「6つの特徴」
「理由は分からないけど、子どもの様子がおかしい」「子どもが中学生になってから、どう向き合えばいいか分からない」と不安に感じていませんか?
自己肯定感が低い中学生の特徴を6つ挙げてみます。
- ネガティブな発言が多い
- イライラしやすい
- 自分の失敗を他人や環境のせいにしている
- 諦めるのが早い
- 身体にコンプレックスを感じている
- 他人の目を気にしやすい
中学生は思春期や反抗期なども顕著に表れやすい時期です。自己肯定感も下がってきてしまうと、子どもが成長する機会を逃してしまう可能性もあります。
子どもとの関わり方に頭を抱える親も少なくありません。子どもの自己肯定感を高めていく方法を考えて実践する必要があります。
中学生の自己肯定感を高める4つの方法
中学生の自己肯定感を高めるために、親が意識したい接し方を4つご紹介します。
話しやすい環境を作る
子どもが自分の気持ちや考えを伝えやすくするために、ゆっくり話せる時間を作りましょう。
中学生になると自分の気持ちや考えを伝える行動が減少します。恥ずかしさや言葉にする難しさを感じやすいからです。親は子どもにとって無条件で自分の存在を受け入れてくれる1番心強い味方です。子どもの気持ちに寄り添う親の姿勢は、子どもの安心につながります。
いきなり本題を話すのが難しいときには、過去の話からしていくと会話がスムーズになります。子どもの感情を自然に引き出せるのでおすすめです。
子どもを他人と比較しない
中学生になると、学力や部活動などの評価が数字ではっきり表れます。数字での評価は周りと比較しやすいため、一喜一憂する子どもも少なくありません。
まずは子どもの努力した過程や結果を褒める行動が大切です。褒めるだけでなく、結果に対して落ち込んでいる姿に気付いてあげましょう。子どもの変化にいち早く気付いてあげられると、子どもの安心感につながります。
ポジティブな言葉をかける
子どもを真っ直ぐ受け入れて、前向きになれる言葉をかけ続けてあげましょう。
子どもが挑戦したときや成功したときに、挑戦した姿勢や成功のために続けた努力への評価が大切です。
普段から親がポジティブな言葉を使っていると、家庭の雰囲気も明るくなります。子どもも前向きな気持ちになれるので、自己肯定感の向上につながります。
子どもが好きなことに積極的に取り組める環境を作る
子どもが好きなものに親が興味を持ち、子どもが趣味に熱中できる時間を積極的に作ってあげましょう。
中学生は勉強や部活が忙しくなり、趣味や興味のあるものに向き合う時間を我慢しがちです。子どもの趣味に親が参加してくれると、子どもは自分を受け入れてくれていると感じます。
子どもと一緒に楽しめると自然に家族の時間も作れるため、親の気分転換にもつながります。家族の関係性もどんどん良くなるでしょう。
中学生の子どもと過ごせる時間はあっという間です。子どもと楽しく過ごす時間を積極的に作って、家族みんなで自己肯定感を高めていきましょう。