時短!炊飯器でごはんとおかず
今回ご紹介するのは、炊き込みごはんとおかずを一度に作ってしまう炊飯器ワザです。
炒飯風の炊き込みごはんとえびマヨを一気に作れますよ。
炒めるとけっこう大変な炒飯も、炊き込みごはんなららくちん。今回のレシピはもち麦をブレンドしているので、絶妙なパラパラ感に仕上がります。
味も「これ、ほんとに炒めてないの?」と聞かれるくらいのおいしさ。ぜひいちど試してみてください。
えびの栄養とうま味も炒飯に炊き込む
えびはたんぱく質が豊富な食材です。たんぱく質が多いことで知られる鶏むね肉にも並ぶくらいのたんぱく量なのだとか。また低脂質なのも嬉しいポイントです。
疲労回復効果が見込めるタウリンや抗酸化作用のあるアスタキサンチンも含み、夏の疲れが出るこの時期にぴったりの食材です。
えびのエキスをごはんにそのまま混ぜ込むことで、おいしさと栄養がアップ。ひと味違う炒飯に仕上がります。
えびマヨと炊き込み炒飯(調理時間5分+炊飯時間)
材料(4人分)
<炊き込み炒飯の食材>
米……1.5合
もち麦……0.5合
ねぎ……10cm
ミックスベジタブル……4分の1カップ
ハム または チャーシュー……40g
<炊き込み炒飯の調味料>
醤油……大さじ2
みりん……大さじ1
ごま油……小さじ2
<えびマヨの材料>
えび……200〜250g
レタスの外葉(あれば)……1枚
片栗粉……小さじ2
<えびマヨの調味料>
マヨネーズ……大さじ3
砂糖……小さじ1
ケチャップ……小さじ1
作り方
1. えびのカラをむいて背を開き、背ワタを取ります。片栗粉をもみこんでおきます。
2. 水は通常より少し少なめにして、粗みじん切りのねぎ、1cm角に切ったハム(チャーシュー)、ミックスベジタブルと調味料を入れます。
3.その上にレタスの外葉、えびをのせて普通に炊飯します。レタスの代わりにキャベツや白菜などでもOK。なければ、ごはんの上に直接えびをのせます。
4.炊き上がったら、えびとレタスを取り出します。
レタスにたまっていたえびの汁は、そのままごはんに混ぜます。
5. ボウルにえびマヨの調味料を混ぜ、取り出したえびを入れて混ぜれば一品できあがり。レタスと一緒に盛り合わせましょう。
おいしさUPポイント!えびは片栗粉+塩洗いをする
余裕があれば、えびは事前にしっかり洗うとおいしさが格段にアップします。
片栗粉大さじ1くらいと塩小さじ半分くらい(ともに分量外)を入れてもみこんでから、水で洗い流します。灰色の水が出てきて「こんなに汚れていたの!?」と驚くはず。
片栗粉が汚れを。塩が臭みを取ると言われています。なるべく両方使いましょう。
まろやかなマヨソースがおいしい
えびはマヨソースで和えて、おかずの一品に。今回は中サイズのバナメイえびを使っていますが、もっと大きなえびだとさらにごちそう感が出ます。
冷凍えびでも大丈夫ですが、解凍してから使うようにしましょう。
片栗粉をまぶしてから調理することで、えびの旨みを閉じ込めてカスカスになるのを防いでくれます。
レタスと相性がよいので、ぜひ包んで食べてみてくださいね。
大満足の晩ごはんの完成!
炊飯器ひとつで、大満足の晩ごはんのできあがり! さらにスープでも添えれば、完璧です。
えびマヨが物足りないなというときには、ゆでじゃがいもやブロッコリー、ゆで卵などを加えるのがおすすめ。食べごたえのあるおかずサラダ風の一品に仕上がりますよ。