生卵もそのまま入れちゃう!炊飯器に材料を入れるだけ。スイッチ一つで完成【炊飯器でチャーハン】

料理・グルメ

2025.01.02

炊飯器のスイッチを入れるだけで、できあがり! 今回は「丸ごと卵の炊飯器チャーハン」をご紹介します。家にある材料で、いっぷう変わった炊き込みチャーハンを作ってみませんか。慌ただしい年始のごはんにも、おせちに飽きたときのごはんにもおすすめですよ。

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これならかんたん!炊飯器でごちそうごはん

スイッチひとつでごちそう炊き込みごはんを作れる、炊飯器ワザをご紹介します。

今回は、「丸ごと卵の炊飯器チャーハン」。
材料は、ねぎやにんじん、ハム、にんにくしょうがと卵。冷蔵庫にある材料で作れるから、慌ただしい年始にもぴったりです。

完成写真1

生の卵を炊飯器に入れると……

今回のチャーハンはなんと、生の卵も一緒に炊き込んでしまいます! 

完成写真2

いったい、どんな味に炊き上がるのか。
炊飯器のフタを開けるのが、いつもに増して楽しみになりますよ!

丸ごと卵の炊飯器チャーハン(調理時間5分+炊飯時間)

材料(4人分)

米……2合

<炊飯器でチャーハンの材料>
ハム……200g
長ねぎ……1パック(約100g)
にんじん……1パック(約100g)
しょうが……60g(4分の1個)
にんにく……1かけ
卵……4個

<炊き込み用の調味料>
塩……小さじ3分の1
酒……大さじ2
醤油……大さじ2
ごま油……大さじ1
こしょう……少々

<仕上げの調味料>
鶏がらスープの素……小さじ1

葉ねぎ(お好みで)……適量

作り方

1.ハムとにんじんは1cm角に、ねぎは小口切りに、にんにくとしょうがはみじん切りにします。

手順1

2.米を研いで、普通の水加減から50mlの水を減らします。1をのせ、<炊き込み用の調味料>を加えてよく混ぜます。

手順2

3.卵を割り入れ、スイッチを入れて炊飯します。
(あまり長い調理時間にならないように。早炊きくらいがおすすめです)

手順3

4. 炊き上がったら上の卵を取り出し、ごはんを混ぜ合わせます。

手順4

手順4-2

5.炊き上がったごはんに鶏がらスープの素をかけて混ぜ合わせます。

手順5

6.  器にごはんを盛り、その上に卵をのせてできあがり。お好みで葉ねぎの小口切りをちらすと、しゃきっとした歯ざわりでよりおいしく食べられます。

完成写真2

ワンプレートでも、たんぱく質も十分

おすすめの食材はハム。これがいちばんチャーハンぽい味に仕上がります。

完成写真1

ですが、ハムのほか、ウインナーやツナ缶、ちりめんじゃこなどでもOK。味の出るたんぱく質の食材を選んでくださいね。
この食材と上にのせる卵とで、一食分のたんぱく質をしっかり摂ることができます。

ポイントは、炊き上がり後の調味料!

よりチャーハン風に近づけるには、味をさらに外側からつけるのがポイント。鶏がらスープの素を炊き上がりにふりかけて仕上げます。

完成写真1

炊き込みごはんの塩分は米に吸収されてしまうと感じにくいので、炊き上がったごはんの外側につけるのがしっかりと味が感じられるコツです。特に塩分を多く摂りたくない方は、炊き込み時の調味料は少なめにして、炊き上がってから塩や醤油をかけて混ぜるとよいでしょう。

卵を崩しながら、いただきます!

炊き上がったら、卵を取り分けて。卵はつぶして全体に混ぜてしまっても、もちろんおいしいのですが、お皿の上で混ぜながら食べる方がだんぜん楽しい! 

完成写真1

目玉焼きよりもつぶして混ぜやすいところもポイントです。

味変すれば、もっとおいしい!

おすすめは、紅しょうがやザーサイ、メンマなどの漬けもの類。全体が同じになりやすいチャーハンの味わいにメリハリを加えてくれます。黒こしょうをたっぷりかけるのも美味しいですよ。
おなじみの食材で作れるので、ぜひいちど試してみてくださいね!

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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