「冷蔵庫」から聞こえる“突然のブーン音”にドキッ!謎の音の正体「故障じゃないんだ…」

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2025.10.24

冷蔵庫から突然、“ブーン”と大きな音がしてドキッとした経験はありませんか? この現象の原因として、考えられるのは故障だけではないんです。ここでは、冷蔵庫から聞こえる「謎の音」の原因についてご紹介します。

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原因その1.ドアの開け閉めが多い

異音の原因①頻繁なドアの開け閉め出典:stock.adobe.com

食材を取り出すため、冷蔵庫の扉を何度も開け閉めする……。実はこの行為が、冷蔵庫の“ブーン音”を大きくする原因になっているかもしれません。
扉を開けると温かい空気が入るため、冷蔵庫内の温度は上昇します。すると冷蔵庫はコンプレッサー(圧縮機)を全力で動かし、再び庫内を冷やそうとします。この稼働音が、“ブーン音”として聞こえることがあるんです。

原因その2.強冷モードのままに設定している

異音の原因②冷蔵が「強」モードになっている出典:stock.adobe.com

今年の夏は特に暑かったため、冷蔵室の温度を「強」に設定した方もいるでしょう。強モードは冷却力が高い分、モーターが長時間動きっぱなしになり、音も響きやすくなりがちです。
また、「強」設定のままだと、電力も多く消費するため、電気代も上がることが多いです。気温が下がるこれからの時期は「中」や「弱」に調整すると、音と電気代を抑えられるでしょう。

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原因その3. 放熱スペースが足りない

異音の原因③放熱スペースが足りていない出典:stock.adobe.com

冷蔵庫は冷やすとともに、熱を外に逃がす仕組みを持っています。背面や側面が壁にぴったりくっついていると、熱がこもってモーターがより強く回り、運転音も大きくなります。
しっかりと熱を逃がすためにも、3ドア以上なら左右5mm・上部50mmほどのすき間を確保しましょう。背面は、基本的には放熱スペースは必要ありませんが、湿気対策として30mmほど離すといいでしょう。

※放熱スペースは各メーカーや機種によって異なる場合があります。具体的な数値については、必ずお使いの冷蔵庫の取扱説明書をご確認ください。

それでも直らないときは故障の可能性あり!

扉の開け閉めを減らしても、温度設定を変えても、放熱スペースを十分に設けても音が止まらない……。そんなときは、ファンやコンプレッサーなど内部の部品に不具合があるかもしれません。
異常に大きい音や焦げたような臭いがする場合は、使用を中止してメーカーや販売店に相談しましょう。「そのうち直るだろう」と放っておかないようにしてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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