年末の大掃除前に知りたい!「カビキラー」でやってはいけない“3つのNG行為”

家のこと

2025.11.25

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂掃除の相棒といえば、やっぱりカビキラーが定番。しかし、黒カビを根こそぎ除去するパワーがあるため、取り扱いには注意が必要です。そこで今回は、カビキラーで掃除をするときに避けるべき“3つのNG行為”についてご紹介します。

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NGその1.掃除後すぐに換気をやめる

NG①掃除後すぐに窓を閉める

カビキラーの使用中は、換気扇をまわしたり窓をあけたりして「換気」を行います。きっとご存知の方がほとんどかと思いますが、掃除を終えたら換気をやめるのはちょっと待って! カビキラーは塩素系なので、洗剤の成分が空気中に残っていてもおかしくありません。
掃除を終えたあとも、しばらくは換気を行って室内の空気を入れ換えましょう。浴室は湿気がこもりやすいので、ふだんよりも長めに風を通しておくと安心です。

NGその2.別の洗剤で掃除したあとすぐにカビキラーを使う

NG②別の洗剤を使った後すぐにカビキラーで掃除する

せっかく掃除をするのなら、カビだけでなく他の汚れも落としたいものですよね。しかし、カビキラーを使ってすぐに、別の洗剤で同じ場所を掃除するのはNGです。
カビキラーは塩素系洗剤のため、酸性タイプの洗剤と混ざると有害なガスが発生します。たとえば、カビキラーでお手入れしたあとに、クエン酸で水アカ掃除をした場合、洗剤が残っていると塩素ガスが出るリスクがあり大変危険です。
洗剤が混ざるのを防ぐためにも、しっかり洗い流してから時間をあけて掃除すると安心。別の洗剤を使ったあとにカビキラーで掃除を場合も同じです。家事のスピードを上げたい気持ちはあっても、ここだけは慎重にいきましょう。

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NGその3.カビキラーを塗布して長時間放置する

NG③カビキラーを塗布したあと長時間放置する

カビ汚れが頑固だと、つい長めに置きたくなるかもしれません。しかし、あまりにも長すぎると素材まで傷むおそれがあるため気を付けましょう。
カビキラー公式では、カビがひどい場合「20~30分時間を置く」ことを推奨しています。この目安を大幅に超えるような使い方は避け、放置しすぎないよう注意してください。

カビキラーの取り扱いに気を付けよう

カビキラーは、黒カビ汚れを一掃してくれる頼もしい味方です。しかし、洗浄力が強いだけに使用する際の注意点も少なくありません。
リスクを避けて安全にカビ掃除をするためにも、正しい取り扱い方を確認しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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