“給湯器の故障”だけじゃない!「シャワーの水圧」が弱い原因3つ「やりがち」「締まりすぎかも」

家のこと

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2025.12.02

シャワーを浴びようとしたのに、「なんだか水圧が弱い……」と感じたことはありませんか? つい「給湯器の故障かな?」と思いがちですが、実はそれ以外にも原因が潜んでいることがあります。そこで今回は、シャワーの水圧が弱くなる“3つの原因”についてご紹介します。

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原因その1.家のどこかで同時にお湯を使っている

原因①家のどこかで同時にお湯を使っている出典:stock.adobe.com

シャワーの勢いが急に弱くなる場合として、意外と多いのが「ほかの場所でお湯が出ている」パターンです。給湯器は、「号数」によって使えるお湯の量が決まっています。そのため、複数個所で同時にお湯を使うと、給湯能力を超えてしまい、水圧が弱まる場合があるんです。
たとえば、誰かがキッチンで食器を洗っているときにシャワーを浴びると、お湯の勢いが悪くなります。
対策としては、お湯を使う時間をずらすのが一番。食器を洗ってから入浴するなど、大量のお湯が必要な行動はできるだけ時間差で行いましょう。

原因その2.止水栓が締まりすぎている

原因②止水栓が締まりすぎている

普段はあまり触ることがない「止水栓」ですが、じつはここもシャワーの水圧に関係しています。ここが強く締まりすぎていると、シャワーから出る湯量が少なくなります。
止水栓を緩めると湯量は増えます。しかし、心配な方は自力で行うのは避け、管理会社や水道屋さんに相談しましょう。

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原因その3.給湯器の号数が合っていない

原因③給湯器の号数が合っていない出典:stock.adobe.com

シャワーの水圧が弱いのは、給湯器自体に原因があるケースもあります。ひとつ考えられるのは、家庭で使う湯量に対して号数が合っていないこと。
号数によって給湯能力は異なり、号数が大きいほど一度にたくさんのお湯を出せます。冬は特にお湯を使う頻度が増えるため、給湯器の号数によっては水圧が弱くなりがちです。

【一般的な給湯器の号数(目安)】
・1人暮らし…16号
・2人暮らし…20号
・4人暮らし…24号

給湯器の号数については、上記が目安になります。家族が増えるなどライフステージの変化によって、必要な湯量は変わるもの。給湯器を買い替える場合は、号数を大きくすることも検討してみてください。

※マンションなどの集合住宅では、管理規約により号数変更が制限される場合があります。事前に管理会社にご確認ください。
※給湯器の号数はあくまで目安です。実際の水圧や湯量は、給湯器の設置方法、配管の太さ、水道の元圧、家全体の給湯設備の設計などによって変わるため、号数だけで判断せず、必要に応じて専門業者に相談してください。

水圧の弱さには原因がある

シャワーの水圧が弱いのは、給湯器の故障が原因とは限りません。家の中のちょっとしたことが原因の可能性も考えられます。
お湯を使う時期だからこそ、できる対策や見直しを行いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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