「浴槽掃除」の前に準備したい2つの基本「浴槽の材質知らなかった」

教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん

創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。

前回の記事「浴槽を清潔に保つための適切な掃除頻度」でお伝えした通り、浴槽を清潔に保つには、毎日の簡単な掃除と週1回の丁寧な掃除の組み合わせが効果的です。
とはいえ、忙しい毎日の中で浴槽掃除の時間を確保するのは大変。そこで今回は、浴槽掃除をより効率的に行うための準備や手順についてご紹介します。

浴槽の掃除を行う前に、まずは浴槽の材質を確認しましょう。
浴槽にはFRP、ステンレス、人工大理石などが使われており、素材によって適した掃除方法や洗剤が異なります。

材質に合わない洗剤を使うと、変色や劣化の原因になることがあります。掃除を始める前に必ず確認しておきましょう。

浴槽の材質を確認したら、それに適した掃除用具を用意します。浴槽掃除に必要な基本的な用具は、以下の4点です。

洗剤による手肌への刺激を防ぐため、ゴム手袋とマスクを着用しましょう。また、換気扇を回したり、窓を開けたりして、十分に換気してから作業を始めてください。

日常的な浴槽掃除は、「簡単な洗い流し」と「ふき取り」が基本です。

入浴後すぐに浴槽の表面をシャワーで流し、湯垢がたまりやすい浴槽の縁や水面ラインは特に丁寧に洗い流します。
気になる汚れがある場合は、浴槽の表面を傷つけないよう注意しながらスポンジでやさしくこすって落としましょう。

最後に、水切りワイパーやタオルで表面の水滴を拭き取っておくと、水垢やカビの発生を防ぐことができます。

週1回は、普段よりしっかりと浴槽のお手入れを行いましょう。
まず浴槽全体をシャワーで流し、表面の汚れを落としたあと、浴室用洗剤を使って縁や排水口周りを洗います。浴槽の素材を傷つけないよう、やわらかいスポンジや専用クロスを使い、やさしくなでるように洗いましょう。

毎日の簡単なお手入れと、週1回の丁寧な掃除を組み合わせることで、浴槽を快適な状態に保つことができます。浴槽の素材に合った洗剤や道具を使い、適切な手順でお手入れすることが、清潔な状態を長持ちさせるポイントです。無理なく続け、浴槽掃除を習慣にしましょう。