命取りになりかねない…。地震発生時の“4つのNG行動”「冷静に!」「今から備える」

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2025.12.21

どれだけ備えていても、突然起きる地震。自らの安全を確保するには、地震が発生したときにどんな行動を取るかが重要です。ここでは、地震発生時にやってはいけない“4つのNG行動”をお伝えします。

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NGその1.揺れの最中に外へ飛び出す

NG①揺れの最中に外へ出る出典:stock.adobe.com

大きな揺れがくると、慌てて外へ飛び出したくなるかもしれません。
しかし、この行動はとても危険。地震によって外壁や看板が落下し、負傷するリスクがあります。ガラスが割れ、足元も不安定になりやすいため、揺れの中で外に出るのはおすすめしません。
大きな揺れは数分程度でおさまることが多いので、まずは地震が落ち着くのをじっと待ちましょう。外へ出る場合は、周囲の状況を確認するのを忘れずに。

NGその2.エレベーターに乗る

NG②エレベーターにのる出典:stock.adobe.com

地震が発生したとき、早く逃げようとエレベーターを使うのは禁物です。エレベーターには「地震感知センサー」がついているものが多く、揺れによって自動的に運転が止まることがあります。
地震発生時に「まだ動いているから大丈夫」と乗り込むと、その後にエレベーターが緊急停止して閉じ込められる可能性もゼロでありません。ライフラインが止まって電源が落ちると、救助が来るまで待つしかなくなります。
地震が発生したら、エレベーターは使わずに階段で移動する方が安全です。

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NGその3.高架下やブロック塀のそばへ逃げる

NG③ブロック塀のそばに逃げる出典:stock.adobe.com

避難場所を探すとき、「とりあえず建物の影なら安心」と思うかもしれません。しかし、揺れによる建物の倒壊には十分気をつけなくてはなりません。
高架下やブロック塀といった構造物は、見た目は頑丈そうでも、揺れによってダメージを受けやすく、崩落の危険があります。できるだけ周囲に建物がない場所へ避難しましょう。

NGその4. 大量の荷物を持って逃げる

NG③大量の荷物を持って外へ逃げる出典:stock.adobe.com

地震が起きると、「貴重品も、薬も、子どものものも……」と大量の必需品を持ち出したくなるでしょう。しかし、荷物が多いほど動きは鈍くなり、逃げ遅れるリスクは上がります。一番大切な命の危険が高まるため、逃げるときは必要最低限のものだけを持ち出すようにしましょう。両手が空くリュックサックに必要なものをまとめておくと、避難時に慌てずに行動できます。

地震の備えを見直そう

地震の瞬間に冷静さを保つのは、誰にとっても簡単ではありません。しかし、いかに冷静になれるかが、命を守るカギとなります。「もし地震が起きたら……」と考え、いざという日に備えておくことが大事です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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