かえって不衛生になることも…。「羽毛布団」を洗ったのに臭う原因【洗濯のプロが解説】

掃除・暮らし

2026.02.10

洗濯研究家の平島 利恵です。 「羽毛布団を洗ったのに、なんだか臭いが残っている……」そんな経験はありませんか? その原因、実は“乾燥不足”かもしれません。羽毛布団は洗うことより、乾かすことの方が重要なんです。今回は、乾燥機NGの羽毛布団でもふっくら仕上げる「正しい乾かし方」をお伝えします。

広告

羽毛布団の「生乾き」はカビ・悪臭のもと

羽毛布団のはしっかり乾かそう出典:stock.adobe.com

羽毛布団は中に羽毛がたっぷり詰まっているため、表面が乾いていても中まで乾いていないことがあります。生乾きのまま使い続けると、カビが発生したり、嫌な臭いの原因に。せっかく洗ったのに、かえって不衛生になってしまうこともあるんです。

「洗う」より「乾かす」。
羽毛布団のお手入れは、乾燥が命です。

乾燥機NGの羽毛布団、どう乾かす?

布団は天日干しで乾かす出典:stock.adobe.com

洗濯表示で「乾燥機NG」となっている羽毛布団は、天日干しで乾かします。以下のポイントを意識してみてください。

干すタイミング

  • 晴れて乾燥した日を選ぶ
  • 朝イチで洗う。日中の干し時間を長く確保
  • 午前10時〜午後3時が干しどき

干し方のコツ

  • 片面1時間ずつ、両面干す
  • カバーをかけたまま干すと側生地の傷み防止に
  • 強くたたかない。羽毛が傷む原因になります

ときどき裏返して、まんべんなく日光と風を当てましょう

広告

冬場の仕上げは「室内」で安心

冬場の仕上げは部屋干しが安心出典:stock.adobe.com

冬場は日が短く、外干しだけでは乾ききらないこともあります。

ある程度乾いたら、エアコンで暖かくした室内に取り込んで、仕上げ乾燥させると安心です。扇風機などの風を当てながら干すと、より早く乾きます。

布団乾燥機をお持ちの方は、取り込んだ後に使うとふっくら仕上がりますよ。

「乾燥が不安」なら夏に洗うのも◎

冬場はシーツの洗濯を出典:stock.adobe.com

羽毛布団は、洗うより乾かすことの方がハードルが高いアイテムです。「ちゃんと乾くか不安……」という方は、気温が高く乾燥しやすい夏に洗うのがおすすめ。無理に冬に洗わなくても大丈夫です。

その代わり、布団カバーをこまめに洗う習慣をつけましょう。カバーは顔や肌に直接触れるため、汗や皮脂が蓄積しやすい部分です。できれば週1回、忙しい方は月1回を目標に。これだけでも清潔さがぐっと変わりますよ。

お肌が弱い方や小さなお子さんがいるご家庭など、こまめにお手入れしたい方は、洗濯機で洗える布団を選ぶのもおすすめです。

広告

著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る